ちょいネタ!
今朝、ペンギン舎にて
いつも2羽揃って出てくる
チョキとハルなのに
ハルが出てきませんでした。
どうしたの?と巣をのぞき込むと
なんと!
お腹の下に卵が!
待望の本命卵です!
うれしいー!
つい2日前に、
本命はまだ産む気配がありません、なんて
ご報告していたので
まさかでした(笑)
私もまだまだです・・・。
でも、
うれしいー!
仮親予定の
ブ太郎×おフネのところとも
タイミングばっちりなので
2卵目が生まれたら、
預けようと思います!
ハルちゃんの卵の抱き方が微妙なのが
少し気がかりではありますが、
なんとか頑張ってもらいたいですね。
とにかく!
ついに本命です。
まずは、有精卵であることを祈ります。
検卵結果をお待ちください◎
【海獣飼育課 濵】
先日、アゴヒゲアザラシの
「パオパオ」が鳴き始めたお話をしました。
メスも鳴きはじめたら
繁殖のチャンス!なのですが、
つ、ついに!
メスも鳴き始めて、
分けていたプールを
合流させました。
柵の向こう側がオスプールで
手前がメスプールですが、
水中で繋がっています。
パオパオ(左)と「ウパウパ」が
見つめ合っています。
今年こそ!
アゴヒゲアザラシの繁殖も成功させたいです!
なんといっても世界初ですからね◎
パオパオさん、頑張ってね!
ご存知のとおり、
北海道は観測史上最強の寒波に見舞われたわけですけれども
今日の小樽の気温は-12℃
体感的にはもっと寒かった気がします。
鼻で息をしたら鼻の中が凍りました(笑)
チームジェンツーは
寒すぎて室内にみんな帰ってしまっていました。
イベントも全然乗り気でなくて
いつもより短縮ver.でやらせてもらいました。
明日も寒いようなので
みなさまも防寒しっかり、お気をつけてお過ごしください!
【海獣飼育課 濵】
この冬、フンボルトペンギンの繁殖に
取り組んでいるのですが
昨日、仮親予定の
ブ太郎×おフネのところに
産卵がありました。
おたる水族館のフンボルトペンギンたちは
高齢化と近親交配が進んでいて
残せる卵が現在2ペアしかありません。
ブ太郎×おフネの卵は残せないのですが、
今回は残せる卵の仮親予定です。
今日はブ太郎が卵を大事に温めていたのですが、
卵は擬卵(過去の卵から型をとって作った偽物の卵)に
交換させてもらいました。
一足先に擬卵を抱いている
ブライアン×イヴも交代しながら卵を温めています。
今日はイヴが抱いていました。
他のペンギンたちも産卵が増えてきたのですが
本命の2ペアがまだ全然産卵する気配がないです。
本命①の134番(奥)×170番(ぽくちゃんの両親)は
134番はやる気満々なのですが、
170番が乗り気ではなくて
泳ぎに行ってしまうことが多いです。
ペア間の温度差がだいぶあります・・・。
そんなこともあって
134番は色々溜まっているようで
他のメスと交尾しようとしたり
なかなか荒れています(笑)
本命②のチョキ×ハルもまだかなー、という感じです。
フンボルトペンギンの産卵から孵化までは
約42日です。
イヴたちは42日目が迫ってきてしまいました。
本命が生まれるまでずっと抱かせておくわけにもいきませんから
42日経ったら一旦リセットしようかな、とは思っています。
うーん。
難しい。
引き続き見守ります。
続報をお持ちください。
【海獣飼育課 濵】
天気の良い日には
ポスターやカレンダー用の撮影をしたりするのですが、
白い雪にジェンツーペンギンは
非常に映えますー。
冬のイベント「ペンギンの雪中さんぽ」で活躍中の
ジェンツーペンギンですが、
歩き方が可愛らしいんですよね。
翼を広げて、とても愉快な歩き方をします。
足の上げ方も愉快に見えるポイントの1つです♪
当館の館長はお客様から
「この可愛らしい歩き方はどうやってペンギンたちに
教えているのか」と聞かれたことがあるそうです。
もちろん、教えていません。
もともとこういう歩き方をするのです。
本当です。
その時は結局信じてもらえなかったそうです(笑)
バランスをとるために
翼を広げてこんな歩き方をするようです。
不安定な雪の上や氷の上で生活をしているからなのでしょうか。
もう一度言いますけど、
本当に教えていませんからね!
話を戻して撮影をしていたわけですけれども、
もう少し目を開けて欲しいな、と思いながら
カメラを構えます。
でも、ペンギンたちはカメラを向けても
こんな顔をすることのほうが多いです。
自由な動物たちの写真を撮るのは
とても難しい。
毎年カレンダー用の撮影には苦労しています(笑)
おまけの一枚
愛知県のんほいパークからやってきた
「ほい」ちゃん。
来たばかりの頃は寒そうにしていることが多かったのですが
今ではすっかり寒さに慣れ、雪の中でも元気です◎
【海獣飼育課 濵】
昨日に続いて
ゴマフアザラシの「なみへい」
食後の休憩。
鉄管に寄りかかって
人みたい。
動物たちを見ていると
たまに中に人が入っているのではないかと
思うことがあります(笑)
毎日、本当に面白い。
今日も顔が困っていますねー。
隣のプールのごはんを
お、ごはんかな?と見ているところです。
今食べたばっかりだよ!
おまけの一枚
ものすごくかわいい。
【海獣飼育課 濵】
ん?
現在、越冬プール(時化で流されないようにするための高台にある冬専用プール)
で生活中のゴマフアザラシの「なみへい」
前肢で顔をゴシゴシした後の
大きなあくびの瞬間でした◎
「なみへい」はいつも困った顔をしているのが
特徴です(笑)
おまけの一枚
うーん!、と伸びをしている「なみへい」
ピーンとなった後肢がかわいい。
【海獣飼育課 濵】
本日の小樽の最低気温は
-7℃でした。
風も強くて寒かったです。
もともと南極大陸周辺に生息している
ジェンツーペンギンたちでさえ寒そうにしていた訳ですが、
本日も寒かったようです。
ほとんどのペンギンが
翼を閉じています。
(ペンギンの翼には体温調節の機能があります)
カメラを持って行ったら、集まってきてくれました(^^)
脂肪を蓄えまくって体重が8kgを突破した
超重量級のどすこい「のん」ちゃんでさえ
翼をぴったり閉じています。
(ジェンツーペンギンの平均体重は5~6kg)
そして、やっぱり
「へい」ちゃんも
今回は目まで閉じて
寒そうでした。
初めての冬、頑張りましょう◎
【海獣飼育課 濵】
今日は風が強く、気温よりも体感は寒く感じます。
凍れ槽はどんな感じか見に行くと、
水面には氷は張っていなかったのですが・・・
「おっ!これは!」
北海道の冬を感じさせるものを発見!
写真奥の方に、見えているのですが、
わかりますか?
拡大してみると・・・見えましたかね?
「つらら」です。
見てるだけでひんやりしてきますね。
では、水槽内の水温はというと・・・
2℃でした。(さむっ。)
水温計の横のヤマメにご注目。
昨年に移動したときにあった模様がありません!
下の写真はまだ体に模様があるときです。
ヤマメの正式な名はサクラマスです。
川で生まれた後に海や湖にくだったものだけを
サクラマスと呼び、川にとどまるとヤマメの
ままです。
サクラマスは、餌を求めて海にくだっていきます。
海水での生活する準備が出来ると体色が
下の写真のように銀色に変化します。(銀毛)
顔つきも体も成長したヤマメを
ぜひ、見て頂きたいです。
【魚類飼育課 折笠】
アゴヒゲアザラシの「パオパオ」が
先週くらいから鳴き始めました。
鳴き始めたというのが
何を意味するかと言いますと、
繁殖シーズン到来です。
パオパオの出す
口笛のような、
肝試しでよくある音のような、
不思議な音は求愛音なのです。
実はアゴヒゲアザラシの繁殖は
日本の水族館ではまだどこも成功していません。
毎年、おたる水族館でも試みてはいるものの
なかなか繁殖できずにいます。
アゴヒゲアザラシの赤ちゃん、見たいですよねー!
お母さん候補は
「ウパウパ」と
「ノンノン」です◎
ノンノンは海獣公園で飼育している4種48頭のなかで
一番大きいアザラシです。
アゴヒゲアザラシは♀の方が大きくなる種類なのです。
ちなみに・・・
♂はもう一頭「風太」がいますが
風太はまだこどもで
繁殖にはもう少し時間がかかりそう。
現在、♂と♀は分離しているのですが、
♂と♀を一緒にするタイミングが
とても重要なのだそうです(先輩談)。
繁殖に向けて
今年も頑張ります!
おまけの一枚
「ノンノン」鼻の穴全開Ver.
【海獣飼育課 濵】
今日は風が強く、
波も高く、
寒い一日でした。
午後、トドプールに行ってみると
偶然にも
集合写真が撮れました。
左奥からハル、ソユン、麦、まもこ、豆、もぐ
手前の左が麦まるで、右が小麦です。
ソユンは陸に顔を乗せて昼寝中
と思いきや、
うっすら目が開いています(笑)
珍しく(!)目がきりっと
イケメン風のソユンも撮れました。
おまけの一枚は・・・
分身の術ー!
仲良しの麦まる(手前)ともぐちゃん。
麦まるはもぐちゃんと遊んでいるときに
邪魔すると「フゥ!フゥ!」と言いながら
すごく怒ります。
今日もだいぶ「フゥ!フゥ!」言っていました(笑)
【海獣飼育課 濵】