ちょいネタ!
先日、ご紹介した通り
群れの仲間入りの洗礼を受けながら、
泳ぎの練習に励んでいる今年生まれのフンボルトペンギン
「ぼくちゃん(仮)」
覚えたての羽の手入れは
体を横にしながら泳ぐのですが、
横向きに泳ぐのはまだバランスを調整するのが
難しいらしく
横を向きすぎて、ひっくり返っては
パニックになってバチャバチャしています。
そして
本日も先輩たちに追いかけられて
追いかけられて
岩場の頂上まで来てしまいました。
追い詰められたぼくちゃん(仮)!
「!!」
このあとずっと、これを思い出しては笑っていました。
普通は頭から飛び込みます。
本日は「イヴ」にずっと追いかけられていたのですが、
毎回岩場の頂上に追い込まれては
足から飛び込むスタイルで
プールに逃げていました。
ぼくちゃん(仮)、面白いです。
【海獣飼育課 濵】
今年生まれのフンボルトペンギンの雛、「ぼくちゃん(仮)」
最近、泳ぐ練習を始めました!
まだまだ、泳ぐのは上手ではないのですが
頑張っています。
泳ぎとは別に
新参者を待ち受ける
試練もあります。
先輩たちに追われます。
後ろからも、下からも。
背中を突かれたり、
翼や足を噛まれたり。
これを乗り越えなければ
仲間入りを果たせないのです。
泳ぎはまだまだなので
だいぶバタバタしていますが、
今日は水中に潜ることを覚えたようです!
雛は成鳥と模様が違うので
すぐに分かると思います。
練習は不定期なので
見られたらラッキーです♪
【海獣飼育課 濵】
ピン!と伸びたヒレ。
トドプールにて。
息継ぎはこんな感じで。
一応、寝ています。
これでも。
私たちが、こんな寝方をしたら
腕が疲れてしまいますよね。
というより、こんな恰好で
寝られません・・・(笑)
ちなみに、「麦」でした。
しばらくこの恰好で漂っていました。
【海獣飼育課 濵】
わくわく水槽にて今朝発見しました↓
先月もご紹介したマツモムシの仲間に
似ているなぁ。
館長に確認したら
「マツモムシだね。」
・・・ 即答でした!
水槽のガラス面のコケ部分にうまく脚を
ひっかけてはりついていました。
一番長い脚がうしろ脚で
うまく泳ぐために使われ、
前と中央の脚は短く獲物を
捕らえるために使います。
今回は自分で発見できたので
「わくわく!」しました。
最近、肌寒くなってきたので生きものたちも
そろそろ冬支度なのでしょうか?
あまり発見できていませんが
これからも観察していき皆様に
ご紹介できればと。
【魚類飼育課 折笠】
最近トドロックでよく遊んでいます
(どこにいるか分かりますか)
「麦まる」(手前)と「もぐ」(奥)
1才の「麦まる」、なかなか面倒見が良いです。
今年生まれの「もぐ」とよく一緒に遊んでくれます。
麦まるの新しい一面ですね。
こども同士で遊ぶ姿を
微笑ましく見ていると・・・
「!!」
麦まるが私に気づきました。
「フウ!」
怒っています。
怒るとフウフウいいます。
とても怒っていました。
おまけの一枚。
もぐが笑っているように見えます(^^)
【海獣飼育課 濵】
一度産卵が確認されてから
少し静かになったとお伝えした
「北と南にすむ魚たち」⑤水槽ですが
今朝(9月14日)オスが一ヶ所にとどまり
他の魚が近づいてきた時には追い払い
一定間隔で、岩の隙間に頭を入れている行動が見られ
もしや?
と思い、岩の後ろを覗いてみると!
卵がありました!
(写真がボケていて申し訳ありません)
卵はひと粒2.5㎜前後で、塊で産み付けます。
色は黄金色かやや茶色です。
オスのこの行動は、外敵から卵を守り
口を使って新鮮な海水を卵に送っている行動です。
しかも、
岩に隠れて見えませんが、
少し横の別の場所にも海水を送り込んでいるようです。
もう一つ卵があるのかもしれませんね。
しばらくは、
ホッケの「イクメン」っぷりが見られそうです!
※卵にふ化の兆候が見られたら、
取り上げてバックヤードで育成予定です。
【魚類飼育課 高橋】
つい先日、
ホッケの繁殖期についてお伝えしましたが → こちら
今朝(9月12日)、
水槽内に卵を確認しました!
ホッケは、ひと粒2.5㎜前後の卵を塊で産み付けます。
その後、オスが口で卵に新鮮な海水を吹きかけたり、
外敵から守ったりと献身的に世話をします。
そんな頑張るオスの姿を水槽内でご覧いただける!
と思いきや・・・
今回は卵が産卵場所から流れてしまったようで、
水槽の底に落ちており
どのオスも世話をしている様子がありませんでした。
そのため、
私たち飼育員がバックヤードで保管する事にしました。
オスのホッケのように新鮮な海水を送り込むため、
手作りのふ化装置を使用しています。
卵がなくなった水槽は
相変わらず縄張り争いで騒がしいのかと思いきや・・・
なんだか静かです。
もしかすると成熟の早かったメスをめぐって
オスたちが熾烈な争いをしていたのかもしれません。
もう少しして別のメスが成熟し始めると
また騒がしくなるのでしょうか・・・?
ホッケの繁殖期はこれからが最盛期です。
この水槽からはまだまだ目が離せません!
【魚類飼育課 高橋】
秋~冬がホッケの繁殖シーズンです。
以前もお伝えした時は → こちら
繁殖期のオスにだけ現れる「婚姻色」がはっきりしていませんでしたが、
現在はしっかりとした婚姻色が出ています。
頭部と尾鰭の先に「婚姻斑」という黒っぽい模様が出現し、
体全体が白っぽくなっています。
メスを誘って産卵してもらうため、
産卵場所として条件の良い岩場などを縄張りとします。
そのため、縄張りに近づくオスを排除しようと縄張り争いが多発します。
にらみ合いも・・・・
撮影中、こちらにも攻撃してきそうな勢いです・・・
なんだか睨まれているような・・・
この先、無事にお相手が見つかりメスの産卵が終了しても
オスは卵の世話で忙しく、今度は卵を守ります。
婚姻色や縄張り争いは今年いっぱいの期間限定ですよ。
※年が明けても続くことがあります。
【魚類飼育課 高橋】
これは「マツモムシ」の仲間と思われます。
水面に映り2匹いるように見えますが
水面よりしたが生体で、水面より上が写り
込んだものです。
眼が大きく、カッコイイ感じでした。
マツモムシは人を刺す!?
刺すと言ってもねらって刺すわけではなく、
捕まえて手に持っていると刺されることが
あるそうなので、お気を付け下さい。
※ハチに刺される感じと似ているとか…。
先輩が見つけてくれて教えてくれました。
(昆虫から魚類などめっちゃ詳しい先輩です。)
発見するのは難しいのですが皆さんも
挑戦してみてください!(私もだ!!)
また、報告します!!
【魚類飼育課 折笠】
「わくわく水槽にいきものがいるよぉ~!」と
館長が教えてくれました。
なかなか、見慣れていないせいか日々の観察で
生きものを見つけれていなかった私は
早速水槽のチェックに。
すると・・・、いました!!! ↓↓
久々の発見!!!(館長ありがとぉ~!!!)
ん?
ところで、これは?
なんだ????
ゲンゴロウの仲間でヒメゲンゴロウでした。
さてゲンゴロウの仲間は羽と腹の間に空気をためておき、
水中の長い時間潜水できるそうです。
下の写真はきっと空気をためているところなんでしょうね?
観察中、一気に底の方まで潜水していき砂利の中を
探索していました。
ある程度したら、下の写真のように
「いざ、浮上すべし!」と意気込んで
(そう、見えたんです!)
浮上して水面にあがっていきました。
今回も、なかなか面白い発見でした。
また、報告します!
【魚類飼育課 折笠】