ちょいネタ!

おたるすいぞくかんのちょいネタ!

ちょいネタ!

わくわく水槽2018.09.25
わくわく水槽で生物発見!

 

わくわく水槽にて今朝発見しました

 

先月もご紹介したマツモムシの仲間に

似ているなぁ。

 

館長に確認したら

「マツモムシだね。」  

・・・ 即答でした!

 

水槽のガラス面のコケ部分にうまく脚を

ひっかけてはりついていました。

一番長い脚がうしろ脚で

うまく泳ぐために使われ、

前と中央の脚は短く獲物を

捕らえるために使います。

今回は自分で発見できたので

「わくわく!」しました。

 

最近、肌寒くなってきたので生きものたちも

そろそろ冬支度なのでしょうか?

あまり発見できていませんが

これからも観察していき皆様に

ご紹介できればと。

 

 

【魚類飼育課 折笠】

 

とど・おたりあ2018.09.18
新たな一面

最近トドロックでよく遊んでいます

(どこにいるか分かりますか)

 

「麦まる」(手前)と「もぐ」(奥)

 

 

1才の「麦まる」、なかなか面倒見が良いです。

今年生まれの「もぐ」とよく一緒に遊んでくれます。

麦まるの新しい一面ですね。

 

 

こども同士で遊ぶ姿を

微笑ましく見ていると・・・

 

 

「!!」

 

麦まるが私に気づきました。

 

「フウ!」

 

怒っています。

怒るとフウフウいいます。

 

とても怒っていました。

 

 

おまけの一枚。

 

もぐが笑っているように見えます(^^)

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さかなとか2018.09.14
ホッケがまた産卵!

 

一度産卵が確認されてから

少し静かになったとお伝えした

「北と南にすむ魚たち」⑤水槽ですが

 

今朝(9月14日)オスが一ヶ所にとどまり

他の魚が近づいてきた時には追い払い

一定間隔で、岩の隙間に頭を入れている行動が見られ

 

もしや?

 

と思い、岩の後ろを覗いてみると!

 

卵がありました!

(写真がボケていて申し訳ありません)

 

卵はひと粒2.5㎜前後で、塊で産み付けます。

色は黄金色かやや茶色です。

 

オスのこの行動は、外敵から卵を守り

口を使って新鮮な海水を卵に送っている行動です。

 

しかも、

岩に隠れて見えませんが、

少し横の別の場所にも海水を送り込んでいるようです。

 

もう一つ卵があるのかもしれませんね。

 

 

しばらくは、

ホッケの「イクメン」っぷりが見られそうです!

 

※卵にふ化の兆候が見られたら、

取り上げてバックヤードで育成予定です。

 

【魚類飼育課 高橋】

さかなとか2018.09.12
ホッケの卵!

 

 

つい先日、

ホッケの繁殖期についてお伝えしましたが → こちら

 

今朝(9月12日)、

水槽内に卵を確認しました!

 

ホッケは、ひと粒2.5㎜前後の卵を塊で産み付けます。

その後、オスが口で卵に新鮮な海水を吹きかけたり、

外敵から守ったりと献身的に世話をします。

 

そんな頑張るオスの姿を水槽内でご覧いただける!

 

 

と思いきや・・・

 

 

今回は卵が産卵場所から流れてしまったようで、

水槽の底に落ちており

どのオスも世話をしている様子がありませんでした。

そのため、

私たち飼育員がバックヤードで保管する事にしました。

 

オスのホッケのように新鮮な海水を送り込むため、

手作りのふ化装置を使用しています。

 

卵がなくなった水槽は

相変わらず縄張り争いで騒がしいのかと思いきや・・・

なんだか静かです。

 

もしかすると成熟の早かったメスをめぐって

オスたちが熾烈な争いをしていたのかもしれません。

 

もう少しして別のメスが成熟し始めると

また騒がしくなるのでしょうか・・・?

 

ホッケの繁殖期はこれからが最盛期です。

この水槽からはまだまだ目が離せません!

 

【魚類飼育課 高橋】

さかなとか2018.09.03
繁殖期のホッケのオス

 

 

秋~冬がホッケの繁殖シーズンです。

 

以前もお伝えした時は → こちら

繁殖期のオスにだけ現れる「婚姻色」がはっきりしていませんでしたが、

現在はしっかりとした婚姻色が出ています。

 

 

頭部と尾鰭の先に「婚姻斑」という黒っぽい模様が出現し、

体全体が白っぽくなっています。

 

 

メスを誘って産卵してもらうため、

産卵場所として条件の良い岩場などを縄張りとします。

 

そのため、縄張りに近づくオスを排除しようと縄張り争いが多発します。

 

 

 

 

 

にらみ合いも・・・・

 

 

撮影中、こちらにも攻撃してきそうな勢いです・・・

なんだか睨まれているような・・・

 

 

この先、無事にお相手が見つかりメスの産卵が終了しても

オスは卵の世話で忙しく、今度は卵を守ります。

 

婚姻色や縄張り争いは今年いっぱいの期間限定ですよ。

※年が明けても続くことがあります。

 

【魚類飼育課 高橋】

わくわく水槽2018.08.31
わくわく水槽にて生物発見!

これは「マツモムシ」の仲間と思われます。

水面に映り2匹いるように見えますが

水面よりしたが生体で、水面より上が写り

込んだものです。

眼が大きく、カッコイイ感じでした。

マツモムシは人を刺す!?

刺すと言ってもねらって刺すわけではなく、

捕まえて手に持っていると刺されることが

あるそうなので、お気を付け下さい。

※ハチに刺される感じと似ているとか…。

 

先輩が見つけてくれて教えてくれました。

(昆虫から魚類などめっちゃ詳しい先輩です。)

発見するのは難しいのですが皆さんも

挑戦してみてください!(私もだ!!)

また、報告します!!

 

【魚類飼育課 折笠】

わくわく水槽2018.08.14
わくわく水槽に久々の生きもの発見!

 

「わくわく水槽にいきものがいるよぉ~!」と

館長が教えてくれました。

なかなか、見慣れていないせいか日々の観察で

生きものを見つけれていなかった私は

早速水槽のチェックに。

 

すると・・・、いました!!! ↓↓

久々の発見!!!(館長ありがとぉ~!!!)

 

ん?

ところで、これは?

なんだ????

 

ゲンゴロウの仲間でヒメゲンゴロウでした。

 

さてゲンゴロウの仲間は羽と腹の間に空気をためておき、

水中の長い時間潜水できるそうです。

下の写真はきっと空気をためているところなんでしょうね?

観察中、一気に底の方まで潜水していき砂利の中を

探索していました。

 

ある程度したら、下の写真のように

「いざ、浮上すべし!」と意気込んで

(そう、見えたんです!)

浮上して水面にあがっていきました。

 

今回も、なかなか面白い発見でした。

また、報告します!

 

【魚類飼育課 折笠】

 

 

 

さかなとか2018.08.08
小さな命

 

「守りたい北海道の自然コーナー」で

今年誕生した2種類の生きものを展示しています。

 

はじめは

 

3㎝ほどの小さな魚です。

わかりますか?

 

日本最大の淡水魚「イトウ」です。

 

漢字表記が「魚へんに鬼」と書くほど勇猛で

1mを超えるイトウも稚魚の頃はこんなに小さいのです。

 

身を守ろうと枝の隙間などに身をひそめています。

自然界でふ化した野生のイトウも同じように生活しているのでしょうね。

 

 

イトウの他にも

おたる水族館で繁殖したキタサンショウウオの展示を開始しました。

以前フェイスブックで、産卵シーンをご紹介しましたが → 動画はこちら

 

その時の卵たちが、立派に成長しました!

 

見た目は親とほぼ同じで、

写真で見てもそのサイズ感は伝わりにくいかと思いますので

ぜひ実際にご覧になって頂ければと思います。

 

2種とも大きく成長して欲しいです!

【魚類飼育課 高橋】

さかなとか2018.08.01
秋に向かって

 

毎日暑いですね。

生まれも育ちも小樽の私は、

30℃を超えるような暑さでバテています・・・。

 

そんな夏真っ盛りの中、

「北と南にすむ魚たち②水槽」のサクラマスに

ちょっとした変化が起こっています。

体に桜色の婚姻色が浮びあがっていますね。

 

サクラマスは秋が繁殖シーズンです。

私は暑い!夏だ!とばかり思っていましたが、

サクラマスは まもなくやってくる秋を感じとって成熟し始めています。

 

着実に秋は近づいているのですね。

 

ちなみに

繁殖シーズン以外のサクラマスはこんな感じです。

体全体が銀色に輝いています。

 

 

 

繁殖シーズンといえば

「北と南にすむ魚たち⑤水槽」でも

繁殖シーズン到来を感じさせる変化が起こり始めています。

 

ホッケのオスが一定の場所から動かなくなり始めていて

他のオスが近づくと・・

 

追い払って、また元の場所に戻ります。

 

 

これは繁殖に適した場所を縄張りにして、

メスを誘って産卵してもらうためです。

ホッケの繁殖シーズンは秋~冬にかけてです。

 

これからもっと縄張り争いは激しくなり、

オスの体は繁殖期特有の婚姻色に変化します。

 

少し婚姻色が出始めていますが、まだはっきりとはしていませんので

また次の機会にご紹介しますね。

 

【魚類飼育課 高橋】

とり2018.07.29
ふわふわのハート

こちらは

6月3日生まれのジェンツーペンギンの雛です。

 

もうほとんど綿羽(雛にだけ生えているふわふわの羽)が抜けましたね。

 

 

発見しました。

かわいい発見です。

 

ハートになっているー!

 

綿羽でできた

ふわふわのハートです。

 

こういう発見って幸せな気持ちになりますよね!

明日には抜けてしまっているかもしれない

と思うとさらに得した気分です。

 

 

 

こちらは6月2日生まれの雛です。

 

2羽とも体重はもう成鳥と同じになっていますが、

大きさだけ、という感じです。

筋肉も脂肪もまだしっかりついていないようで

お腹の皮が余っています。

 

 

今後の成長も楽しみです♪

 

【海獣飼育課 濵】