ちょいネタ!

本館1階「旬のおいし槽」に新しく仲間入りした魚がいます!

それがこちら!

青い魚です。
この魚はホッケの稚魚なんです!
おたる水族館の水槽で繁殖した卵を育てました。
ホッケは稚魚の時には、このように青い色をしています。
稚魚は海面を回遊していて、外敵から見つかりにくいように
保護色として青い色をしていると考えられます。
体の色と、稚魚→「子供・若い」というイメージから
「アオボッケ」 と呼ばれます。
移動前は泳いでいることが多かったのに、底でじっとしていたので
昨日(7月28日)おいし槽へ移動したばかりですので
環境になじめていないのかもしれません。
「昨日の今日だし餌は食べないよなぁ・・・」
と思いながら、餌の冷凍イサザアミを水槽へ入れてみると・・・

活発に泳ぎ出し、食べ始めました。
餌だ!餌だ!

砂が舞い上がるほどの勢いです。
ひと安心!

そしてこの表情?

今回はふ化した中で1尾しか育てることができず、
展示しているのもその1尾です。
そのため、アオボッケがいる場所によっては

何もいないように見えるのですが、
角度を変えて見ると・・・

見つけることができます。
少々探すのに苦労するかもしれませんが
アオボッケの展示は相当レアですよ!
この機会にぜひ「旬のおいし槽」を覗いてみてくださいね。
【魚類飼育課 高橋】
ペリカンは普段じっとしていることが多く、
お客様からも「コレ、置き物?」なんて言われてしまうこともしばしば。
そこで、今回はペリカンのすごいところをご紹介します。
オススメは「のど袋」です。
普段のペリカン。
だけど餌の魚を食べる時はこんな感じに広がります!
のど袋以外にも翼も足も開いて豪快です。
水中の餌を食べる時はもっとすごいです!
そしてコレ!
のど袋に最大10リットルの水が入ると言われているのも納得です。
この様子は「ペリカンのちょっとそこまで」でご覧いただけます。
【海獣飼育課 大野木】
ジェンツーペンギンの雛たちの
成長は順調です。
綿羽(雛にだけ生えているふわふわの羽)も
だいぶ抜けてきました。
綿羽が抜けると
模様が変わるわけですが
特徴的な頭の白いバンド模様は
0歳のうちはうっすらとしていて
完全につながっていないとされています。
実際に
6月2日生まれの雛の模様はこんな感じですし、
お兄ちゃんにあたる昨年生まれの「ゆき」もまだうっすら。
今年の換羽(羽の抜け換わり)で
やっとつながる予定です。
今年2歳になったお姉ちゃんの「あき」で
しっかりつながった模様なのです。
しかし、
6月3日生まれの雛は・・・
つながっちゃっています。
おとな顔負けのしっかりとしたバンド模様です。
これでもまだ生後1か月半を少し過ぎたところで、
雛しか出せない「ピーピー」という声で鳴きます。
何故なんでしょう。
不思議です。
話は変わって
6月25日生まれのフンボルトペンギンの雛ですが
こちらも順調に成長しています!
おまけの1枚!
「あき」の可愛い写真が撮れました。
【海獣飼育課 濵】
小樽近郊の漁師さんからナマコをいただきました。
こちらをご覧ください↓

赤いナマコと黒いナマコです!
先日は白いナマコとナマコの仲間の白いキンコを
紹介させていただきましたが、
今回も漁師さんのおかげで
ご紹介することができます!
この写真では黒いナマコは石に隠れてしまい
ちょっとしか見えませんが…。
生体を見に来ていただければと
思います!!
※ナマコの体色は生息域で違いがあるようで
岩場にすんでいる個体は赤っぽく、
砂場にすんでいる個体は黒っぽいと
言われています。
【魚類飼育課 折笠】
わくわく水槽のガラス面でコケを
残している部分に何やら…赤いものが。

以前にも紹介しましたが、コケをわざと残して
置いてある部分があります。
その部分をじーっと見ていたら発見できました。
拡大するとこんな感じです↓

コケで作ったのか、繭のようなものの中から
ひょっこり、出ていました。
ユスリカの仲間の幼虫と思われます。
赤虫とよばれ当館のキタサンショウウオには
冷凍の赤虫を与えています。
また何か発見したらご報告いたします。
みなさんも発見してみてください!
【魚類飼育課 折笠】
「北と南にすむ魚たち」⑪水槽で
サザエの展示を開始しました!

北海道ではあまりなじみのない貝ですので、
どさんこの私はちょっと新鮮に感じます。

お客様にサザエをご覧いただくのを目的としていますが、
岩のコケを食べて、水槽の掃除に一役かってくれたらなぁ・・・
なんて よこしまな考えもあったりなかったり・・・
あ!

すごい!
サザエが通ったあとは、岩のコケがキレイになくなっています!

これは水槽がどんどんキレイになりますね。
明日はさらにキレイになっているのかな?
楽しみです!!
【魚類飼育課 高橋】
今年新しくできた「トドロック」にて
私はどこでしょう。
まず、私とは
今年生まれのトドの仔なのですが・・・
ここでしたー!
トドロックでお昼寝していました。
色も岩に似ているので
遠くから見るとどこにいるのかわからないですよね!
先日、こちらも発表されましたね。
フンボルトペンギンも
無事孵化しました!
めんこいですね!
成長も順調です。
6月2日に孵化したジェンツーペンギンの雛ですが、
お父さんの「ダディ」が高齢なこともあって心配でした。
やはり過酷な子育ての影響で、ダディの体重が激減してしまいまして
飼育員が育てることになりました。
飼育員が魚をそのままあげられる大きさまで
ダディとお母さんの「なつ」が頑張ってくれたおかげで
親離れさせてからも成長は順調です。
ダディも雛にご飯をあげなくていい分、
(ペンギンは自分の食べたものお吐き戻して雛に食べさせます)
体重が回復してきています。
ペンギンの雛たちは室内で子育て中なので
ご覧いただけませんが、
トドの仔は海獣公園トドプールで
公開中です!
【海獣飼育課 濵夏樹】
わくわく水槽を覗いてみると
なにやら、ガラス面に何か張り付いていました。
よく見ると↓

蚊の幼虫がふ化して飛び立ったようで、
抜け殻がありました。
タイミングが良いのか、悪いのか
私の腕には蚊に刺された跡が・・・。
【魚類飼育課 折笠】
「旬のおいし槽」では、6月16日に小樽で解禁になった
「マナマコ」
を展示しています!

そして、地元の漁師さんより変わった「マナマコ」と
ナマコの仲間「キンコ」を頂きましたので、
本日(7月1日)より展示を開始しました。
それがこちら!

マナマコ

キンコ
どちらも白い!
これらはアルビノと呼ばれ、
皮ふや眼などの体の色を決めるメラニン色素が全くないか、
その量が極端に少ない個体です。
目立つので、外敵に見つかりやすいこともあり
大きく育つことは少ないと言われています。
頂いた漁師さんも
「初めて見た!」
とおっしゃるくらいレアな個体です。
ぜひ「旬のおいし槽」をのぞいてみてください!
【魚類飼育課 高橋】
セイウチ「しずく」のおもちゃを
新しくしました。
浮き玉にロープを付けたこのおもちゃは
しずくのお気に入りなのですが、
以前のものは
しずくがだいぶ激しく振り回して
たくさん遊んでくれたので
ロープがボロボロに・・・
今回はロープだけ新しくしました。
早速、くわえて泳いだりして遊んでいました。
さて、今月生まれたジェンツーペンギンの雛や
トドの情報です!
6月2日生まれの雛です。
もうお母さんの足の間には入らない大きさになっています。
6月3日生まれの雛です。
こちらは巣の外に出るようになってきました!
何かびっくりするようなことがあると
急いで巣に戻っていく姿が可愛らしいです。
6月15日生まれのトドの仔は
例年より早く泳ぎ始めたのですが、
もうお母さんから離れて
一頭だけでプールを泳いでいました。
たくましいですね!
【海獣飼育課 濵夏樹】