ちょいネタ!
今朝のトドたちは
ほとんど陸で寝ていたのですが、
0才の「もぐ」ちゃんは父ちゃん(ソユン)と
寝ていました。
2週間ほど前から
ソユンも同居しています。
(そもそもソユンは他のトドたちの分の魚まで食べてしまうので
一時的に隣のプールに移動してもらっていました)
体の大きい父ちゃんは暖かいようで
ちょっと離れると
すぐくっつきます。
いい父ちゃんです(笑)
そんな2頭の横で
こちらの姉妹も
温まって寝ていましたよー。
【海獣飼育課 濵】
本日の小樽は
最低気温がー12℃!
寒かったです。
風も強く、海も荒れていました。
もともとは
南極大陸周辺のものすごく寒いところに
棲んでいるこちらの方々も
さすがに寒かったようで・・・
みんな翼を閉じています。
ペンギンの翼の内側にはたくさんの血管が通っていて
暑いときは広げる
寒いときは閉じる
という感じです。
1羽だけぱっと開いていたのは
最年長「ダディ」さん。
改めて確認してみますと、
ダディさんは今年29才になるんですね。
おじいちゃん元気でなによりです!
(ペンギンの寿命は20~25年と言われています)
一番寒そうだったのは0才の「へい」
翼が体に食い込む程
強く翼を閉じていました。
初めての冬、頑張りましょう◎
【海獣飼育課 濵】
トドプールのごはんの時間は
とても迫力があります。
いっぱい食べるぞ!という意気込みが伝わってきます。
そんな激しい餌取り合戦のなかに
0才の「もぐ」ちゃんが
最近参戦しています。(右から2番目)
トドの授乳期間は1年あるので
まだ魚は食べられないはずです。
実際食べている訳ではなく(右3頭並んでいるうちの真ん中)
ただ混ざってわちゃわちゃしたいだけ・・・?のようですが
いかにも頑張って魚を取りに行っている風の
激しい感じの写真も撮れました(笑)
(右上がもぐちゃん)
そんなもぐちゃん、
食べはしなくても魚には興味が出てきたようで
食べている風の写真も撮れました。
食べてはいませんでした。
魚を食べるにはまだ早いかな?
【海獣飼育課 濵】
フンボルトペンギンの「イヴ」です。
なんだかうずくまっているように見えます。
実は今朝、産卵していました!
残念ながら、イヴの卵は血統の問題(近親交配といってペアが親戚同士)で
残すことができません。
ということで、
今朝産んだ卵(右)を
擬卵(左:過去に本物の卵から型をとって作った偽物の卵)に
換えさせてもらいました。
現在、おたる水族館で
卵を残すことのできるペアは
「134」番×「170」番(ぽくちゃんの両親)と
「チョキ」×「ハル」の
2ペアしかありません。
この冬は上記の2ペアの繁殖に取り組んでいます。
しかし、ぽくちゃんの両親は夏に子育てをしたばかりで
高齢ということもあり、
卵を産んでもらったあとは
他のペアに子育てをお願いする予定です。
それが今朝産卵していた
「ブライアン」×「イヴ」と
「ベッカム」×「234」番」です。
ちなみに、フンボルトペンギンは一度の繁殖で
卵を2つ産むので(2つとも有精卵とは限らない)
仮親は2ペアでスタンバイしてもらっています。
チョキ×ハルの卵が2卵とも有精卵だった場合に備えて
「ブ太郎」×「おフネ」もスタンバイ中です。
いよいよ、繁殖シーズンが本格的に始まった!という感じです。
続報をお待ちください◎
【海獣飼育課 濵】
本館2階のマングローブ水槽に
昨年末から仲間入りした生きものです。
「キバウミニナ」という貝の仲間で
マングローブの生息地でみられる貝です。
この貝はマングローブの枯葉を
食べるそうなんですが…。
食べた後の葉を確認!
丸く食べた後が残っています。
なかなかの食べっぷりに
枯葉が間に合うか…、心配です。
こんな感じで水槽を見ていたところ。
ん?
あれ?
あら~、久しぶりだね~♪
今年、初対面した(笑)
「ベニシオマネキ」です。
寒さと、人の気配を気にするため、
砂の中に潜っていることが多く
お会いすることが出来なかったのですが、
本日登場していました。
(今日はなんだか良いことがありそう!)
新しい仲間が加わったマングローブ水槽を
ご覧いただければと思います。
【魚類飼育課 折笠】
おばあちゃんアザラシプールの「モンコ」です。
ちなみにモンコは2018年生まれの「もさお」の
お母さんです。
上の写真、
すごく気持ち良さそうに昼寝中なのですが
この体勢のまま
どんどん流されて
プールの奥までいったかと思えば
(後肢がくるんとなっているところにもご注目)
手前にも流されてきて
寝たままプールをぐるぐる。
それにしても
首のしわがすごい。
そんなしわのすごいおばあちゃんアザラシたちとは反対に
つるんつるんな「ワカナ」と
つるんつるんな「もさお」
周りの景色が体に映るくらいつるんつるんです。
おまけの一枚は・・・
本当に気持ちよさそうな「モンコ」のアップ写真です!
【海獣飼育課 濵】
早いもので、あと少しで
今年も終わりますね。
さて、通常営業時「わくわく水槽」だった
水槽が「凍れ槽」と名を変え、どんな様子か
ご紹介したいと思います。
「凍るどプール」にはアザラシが
暮らしております。
その横(写真 左)に
「凍れ槽」があるのですが、
どうなってるかな??
こんな感じでした。
本日は雪と風が少々…?。
水面には氷が張り、雪が積もっていました。
水温はどのくらいかな?
おぉ~、2度!!
魚たちは???
めちゃ元気!!
水槽内を自由、気ままに過ごしていました。
このくらいはへっちゃらなんですね。
北海道のこんなに厳しい自然のなかでも
生き抜いていく彼らは力強いと感じました。
お正月期間も営業しておりますので
みなさんも北海道の冬を改めて実感して
頂きたいと思います。
【魚類飼育課 折笠】
「ぽくちゃん」です。
6月生まれの「ぽくちゃん」は
初めての冬を迎えています。
寒くてみんな帰ってしまった後も
「ぽくちゃん」はプールを泳いでいます。
プール1人(羽)占めです。
寒くても元気いっぱいに動き回っているところが
こどもらしいです。
泳ぎながらも
飼育員の手からも
水を張って置いてある魚も
色々な食べ方ができるようになって
今まで以上に魚を食べているせいか
だいぶぽっちゃりしてきた感じがします(笑)
ちなみに、
「ぽくちゃん」の両親は
冬の繁殖にむけて準備中です。
「ぽくちゃん」の弟か妹が
生まれてきてくれたら嬉しいです!
【海獣飼育課 濵】
うとうと
うとうと
ただ、「もぐ」(今年生まれのトド)が
うとうとしているだけなのに
癒されます。
赤ちゃんって素晴らしい!
人間と同じでトドも
眠くなると首がふらふらするんですね(笑)
おまけの一枚
写真は「麦まる」ですが、
後肢の間にちょこんとついている尾(しっぽ)が
なんだか可愛かったです。
【海獣飼育課 濵】
先日、道南(北海道の南側)「八雲町」の漁師さんから
魚をいただきました。
本日(12月20日)より展示していますので
ご紹介いたします!
まずは、この魚
エゾイソアイナメ
北海道では「どんこ」と呼ばれています。
ふつう水深200mほどの砂地に生息していますが
時には水深数mという浅い場所にもやってきます。
北海道ではあまり食用にはなっていないようですが
冬期のものは、干物や鍋で食べると美味しいらしいです。
展示場所は
北と南にすむ魚たち⑥番水槽です。
暗い場所が好きなようで、水槽の奥や端の方にいることが
多いです。ぜひ探してみてください。
ちなみに、
オホーツク海・ベーリング海水槽には
「エゾアイナメ」
という魚がいますが、別の魚ですのであしからず。
もう一種は
この魚!
エゾクサウオ
潮間帯から水深100mほどに生息しています。
ほぼ食べられていない魚ですが、
ずんぐりした体形が何ともいえません!
展示場所は、
本館2階「北海道の海」ゾーンです。
フサギンポと一緒に展示しています。
フサギンポがエゾクサウオを見つめています。
気になるのでしょうね・・・・。
道南からやってきた2種を
どうぞご覧ください!
【魚類飼育課 高橋】