ちょいネタ!
超大物のマダラが入荷したので
トドとアザラシに
あげてみました。
ちなみに、こちらの方は
海獣公園の動物たちのために
魚を切ってくれている専属シェフです!
「いくよー!」と投げられたタラ。
勝ち取ったのはゴマフアザラシの「モモ」
しかし、ここで問題が発生します。
勝ち取ったのはいいけれど、
硬い頭の部分をくわえてしまったモモは
まったく食べ進めません。
むしろ、モモがくわえてくれているおかげで
柔らかい身の部分は
他のアザラシたちの食べ放題状態。
絶対離さないモモ。
それにあやかるゼニガタアザラシの「ケイン」
ケイン、賢いです(笑)
全然食べられていないのに
ものすごく幸せそうなモモ。
だいぶ食べられちゃってから
ようやく食べ進めることができたモモ。
前肢を使いながら上手に食べ進めます。
仰向けになって
ラッコみたいでした。
そして、
トドにもあげたのですが、
タラってそんな簡単にちぎれるんだー。と
思うほど一瞬で粉々になったタラに
トドの本気を見ました。
【海獣飼育課 濵】
先日、魚を食べる練習を
始めた0歳のトド「もぐ」ちゃん。
本格的に特訓をするため、
トドプールから屋内へ移動しました。
(お客様からはご覧頂けない場所です)
まず、本当にちゃんと食べているかどうかを
チェックするために少量から試していきます。
移動した直後は
何が起こったのかよく分かっていない様子でしたが、
時間が経つにつれて
状況を理解したのか
「フウ!フウ!」
とご機嫌斜めでした(笑)
(怒っているときはフウフウ言います)
怒っていてもかわいいもぐちゃん。
寂しいかもしれませんが、
おたる水族館で生まれたこどもたちは
誰もが通る道です。
しっかり食べられるようになろうね◎
【海獣飼育課 濵】
この冬ずっとお伝えしていた
フンボルトペンギンの繁殖についてですが
今回有精卵が1つあって
孵化に向けて
卵を温めてもらっていました。
非常に残念ですが、
発生が途中でとまってしまっていたようで
今回は孵化に至りませんでした。
今回、仮親として
初めての繁殖に挑んだ
「ブ太郎」と「おフネ」は
交代しながら、大事に卵を温めてくれました。
それを毎日みていたので
本当に残念な気持ちです。
ただ、今回ブ太郎とおフネが
とても順調に抱卵を頑張ってくれていたので
次に繁殖をするときにも
任せられそうだな、ということがわかったのは
大きな収穫だったと思っています。
今後もフンボルトペンギンの繁殖に
積極的に取り組んでいきます!
ブ太郎(手前)とおフネには
ショーに復帰してもらっています!
【海獣飼育課 濵】
トドプールで昨年生まれた
「もぐ」ちゃんは1週間程前から
魚を食べる練習を始めるために
お母さんと離れ
現在トドプールの横のプールで
1頭で暮らしています。
以前から魚食べている情報があったので
割と早く魚を食べ始めました。
「もぐちゃーん!ごはんだよー!」
と魚をプールに入れると・・・
すぐに食いつきます。
くわえたまま泳いでいくと
ぶんぶん振り回しながら
もちゃもちゃして
なんとか食べていました。
まずはイカナゴという魚で練習していますが、
今後は色々な種類の魚も食べられるように
練習を続けていきます。
もぐちゃん、がんばろうねー!
おまけの一枚
最近、ホースで遊ぶのがマイブームな
ジェンツーペンギン「せい」ちゃん。
「へい」ちゃんもハマっているようで、よく見かけます。
【海獣飼育課 濵】
冬の間はイルカスタジアムの隣に
移動していたジェンツーペンギンたち。
もともと南極大陸周辺に生息する彼らは
暖かくなると室内でクーラーをつけないと
飼育できません。
海獣公園に戻ってくる季節は
室内が多くなるのですが、
最近の北海道は寒い寒い!
本日も最高気温ですらマイナス。
雪の上にいる
翼を閉じて寒そうにしている
(ペンギンの翼には体温調節の機能があります)
ガラス越しじゃない
外にいるジェンツーペンギンを
見るチャンスがまだありそうです!
本州からいらっしゃるお客様には
「ガラス越しじゃないジェンツーペンギンは初めて見ました!」
と感動してくださる方もいて
本州出身の私も
たしかにそうだ、と思ったりしたのです。
ガラス越しじゃない「生ジェンツー」は
暖かくなるまでの限定展示です!
ぜひ、この感動を体感したい方は
寒いうちに北海道へ!
(天候や気温によってはガラス越しの場合もございます、
午前中はダメでも午後に気温が下がったら出てくることもございます)
今朝は晴れていたのに
お昼前には天気が大荒れで
雪の積もるジェンツーペンギンもご覧いただけました(笑)
「ボボン」ちゃんだいぶ積もっています。
【海獣飼育課 濵】
アザラシのお引越しから
遅れること10日。
「モモたろう」も
展示プールにやってきましたー!
やってきた途端、
謎の儀式が始まりました。
だれだれー?
とモモたろうに
猛烈な吻タッチ(鼻先タッチ)をしているのは
0歳の「ワカナ」です。
だれだれー?
とさらに0歳の「もさお」もやってきて
3頭で吻タッチしまくりー!
な、なにこれ。
と戸惑い気味のモモたろう(左)。
勘弁してー、と逃げると
まてまてー!
と追いかけるもさおとワカナ(左の2頭)なのでした。
【海獣飼育課 濵】
めちゃくちゃしゃくれてるーーーーーー!
と思ったら
あごじゃなくて
首のお肉でした。
これは、もう饅頭ですね。
いや、アザラシですけど?
と言っているかのような
ワモンアザラシの「ルル」でした。
【海獣飼育課 濵】
というわけで、
現在セイウチ館には
「ウチオ」と「ウーリャ」の2頭が
暮らしています。
ウチオさんは最近、
発情期に入っているようで
「セイウチのお食事タイム」中も
プールでふらふらしていることも。
今、それどころじゃないんだ!
という感じです。
ウーリャとの間に
またこどもが生まれたら
嬉しいなー。
発情といえば・・・
現在、アザラシも来年に向けて
繁殖に取り組んでいるのですが
今年は「なみへい」と「かーさん」です。
昨年、なみへいと「ぢゃいこ」で
繁殖に取り組みましたが、
相性が悪かったようで今年は妊娠していませんでした。
(ぢゃいこ、なみへいをごはんも食べたくなくなるくらいものすごく嫌がっていました)
なみへいは今までに何度か
繁殖に取り組んでいるのですが、
毎回相性が合わなくて
まだこどもができたことはありません。
なみへいはモテないんだなー(笑)と
伝説になりつつあったのですが、
なみへい(左)とかーさんは
とてもいい感じなのです◎
やっぱり相性ってあるんだなー、と思いました。
今年こそ
なみへいに幸あれ。
【海獣飼育課 濵】
アザラシ館で暮らしている
2頭のワモンアザラシ
「ルル」と「ピセ」
見にいくと
大体いつも・・・
ルルはこうです。
隣のプールにいることが多く
扉の空いた音を聞きつけて
遠くから様子を伺います。
ピセはいつもこの丸から出てきます。
【海獣飼育課 濵】
ペンギンショーで
飛び込み台に登ったはいいけど
飛び込みも、降りもしなかった
「ぽくちゃん」。
ショーが終わってからもう一度
様子を見に行くと・・・
まだいました。
なかなかくつろいでいます。
プールに背を向けて
飛び込む気はなさそうです。
うーん
チラッ
チラッ
このあとどうしようか、どうやって降りようか
悩み中のようです。
結局、気付いたら
ショーステージにいたので
飛び込んだのか、
階段を降りたのかは
分からず。
今年の夏には
ぽくちゃんもおとなと同じ模様になるので
見た目がこどもなぽくちゃんも
あと少しですー!
【海獣飼育課 濵】