ちょいネタ!
冬の間はイルカスタジアムの隣に
移動していたジェンツーペンギンたち。
もともと南極大陸周辺に生息する彼らは
暖かくなると室内でクーラーをつけないと
飼育できません。
海獣公園に戻ってくる季節は
室内が多くなるのですが、
最近の北海道は寒い寒い!
本日も最高気温ですらマイナス。
雪の上にいる
翼を閉じて寒そうにしている
(ペンギンの翼には体温調節の機能があります)
ガラス越しじゃない
外にいるジェンツーペンギンを
見るチャンスがまだありそうです!
本州からいらっしゃるお客様には
「ガラス越しじゃないジェンツーペンギンは初めて見ました!」
と感動してくださる方もいて
本州出身の私も
たしかにそうだ、と思ったりしたのです。
ガラス越しじゃない「生ジェンツー」は
暖かくなるまでの限定展示です!
ぜひ、この感動を体感したい方は
寒いうちに北海道へ!
(天候や気温によってはガラス越しの場合もございます、
午前中はダメでも午後に気温が下がったら出てくることもございます)
今朝は晴れていたのに
お昼前には天気が大荒れで
雪の積もるジェンツーペンギンもご覧いただけました(笑)
「ボボン」ちゃんだいぶ積もっています。
【海獣飼育課 濵】
アザラシのお引越しから
遅れること10日。
「モモたろう」も
展示プールにやってきましたー!
やってきた途端、
謎の儀式が始まりました。
だれだれー?
とモモたろうに
猛烈な吻タッチ(鼻先タッチ)をしているのは
0歳の「ワカナ」です。
だれだれー?
とさらに0歳の「もさお」もやってきて
3頭で吻タッチしまくりー!
な、なにこれ。
と戸惑い気味のモモたろう(左)。
勘弁してー、と逃げると
まてまてー!
と追いかけるもさおとワカナ(左の2頭)なのでした。
【海獣飼育課 濵】
めちゃくちゃしゃくれてるーーーーーー!
と思ったら
あごじゃなくて
首のお肉でした。
これは、もう饅頭ですね。
いや、アザラシですけど?
と言っているかのような
ワモンアザラシの「ルル」でした。
【海獣飼育課 濵】
というわけで、
現在セイウチ館には
「ウチオ」と「ウーリャ」の2頭が
暮らしています。
ウチオさんは最近、
発情期に入っているようで
「セイウチのお食事タイム」中も
プールでふらふらしていることも。
今、それどころじゃないんだ!
という感じです。
ウーリャとの間に
またこどもが生まれたら
嬉しいなー。
発情といえば・・・
現在、アザラシも来年に向けて
繁殖に取り組んでいるのですが
今年は「なみへい」と「かーさん」です。
昨年、なみへいと「ぢゃいこ」で
繁殖に取り組みましたが、
相性が悪かったようで今年は妊娠していませんでした。
(ぢゃいこ、なみへいをごはんも食べたくなくなるくらいものすごく嫌がっていました)
なみへいは今までに何度か
繁殖に取り組んでいるのですが、
毎回相性が合わなくて
まだこどもができたことはありません。
なみへいはモテないんだなー(笑)と
伝説になりつつあったのですが、
なみへい(左)とかーさんは
とてもいい感じなのです◎
やっぱり相性ってあるんだなー、と思いました。
今年こそ
なみへいに幸あれ。
【海獣飼育課 濵】
アザラシ館で暮らしている
2頭のワモンアザラシ
「ルル」と「ピセ」
見にいくと
大体いつも・・・
ルルはこうです。
隣のプールにいることが多く
扉の空いた音を聞きつけて
遠くから様子を伺います。
ピセはいつもこの丸から出てきます。
【海獣飼育課 濵】
ペンギンショーで
飛び込み台に登ったはいいけど
飛び込みも、降りもしなかった
「ぽくちゃん」。
ショーが終わってからもう一度
様子を見に行くと・・・
まだいました。
なかなかくつろいでいます。
プールに背を向けて
飛び込む気はなさそうです。
うーん
チラッ
チラッ
このあとどうしようか、どうやって降りようか
悩み中のようです。
結局、気付いたら
ショーステージにいたので
飛び込んだのか、
階段を降りたのかは
分からず。
今年の夏には
ぽくちゃんもおとなと同じ模様になるので
見た目がこどもなぽくちゃんも
あと少しですー!
【海獣飼育課 濵】
おたる水族館の公式HPでも
お知らせしていますが、
3月13日にトドの「ソユン」が
中国の「西霞口動物園」に移動しました。
ある日、突然おたる水族館のトドプールに
やって来た野生のトド「ソユン」には
今までに6頭のこどもたちが生まれました。
繁殖実績のある優秀なオスです。
中国でも立派な父ちゃんになってくれることを
願っています。
移動用の檻に入るトレーニングもしました。
本番もばっちり入ってくれて
スムーズな出発でした◎
空港まではトラックで移動して
飛行機に乗り換え、中国へ向かいました。
空港までの道のりでは
途中でソユンの乗ったトラックを見た方も
いたかもしれません。
隣のトラックの荷台にトドが乗っていたら
びっくりですよね!
無事に到着したソユンの様子です。
移動後も元気で、魚もしっかり食べているそうです!
これからのソユンの活躍にも
みなさんご期待ください!
【海獣飼育課 濵】
悲しいお知らせを
しなくてはいけません。
ペンギンショーで長年活躍してきた
「150」番が2月27日に死亡しました。
酪農学園大学獣医学部での病理解剖の結果
死因は腹腔内腫瘍でした。
26歳の高齢のおじいちゃんペンギンで
(ペンギンの寿命は20~25年と言われています)
足も悪くなっていたので
翼とおしりを振りながら
一生懸命歩く姿にファンも多かった150。
非常に残念ですが、
今後もフンボルトペンギンの長期飼育に努めていきます。
今まで会いに来て下さった方々
応援して下さった方々に
心より御礼申し上げます。
【海獣飼育課 濵】
先日、ショー練習で
飼育員もびっくりするほど完璧だった、
「調子こき太郎」こと
トドの「こじろう」
あれ?
あれれ?
あれれれー!
(左下水中にご注目)
復活!!調子こき太郎!
【海獣飼育課 濵】
開館まであと2日ということで
ショーの練習も大詰め。
6頭でしっかりと逆立ちも決まっています!
「モンキチ」の相棒「キタロー」(右)の隣にいるのは・・・
「こじろう」です!
またの名は「調子こき太郎」です!
すぐ調子こいて、トレーニングをボイコットする
あのこじろうです。
ショーデビューに向けて
ずーーーーーーっと練習をしてきた「こじろう」が
ついについに
今年から本格的にデビューできそうです。
本当にあの調子こき太郎なのか?
と思う程に、ショー練習を完璧にこなしていました。
トレーナーに向けるまなざしも
真剣です!
サインもしっかり見て反応しています!
となると、気になる「モンキチ」
(飼育員たちはモンちゃんまたはモンキチおじさんと呼んでいます)についてですが
モンちゃんはもうおじいちゃんということもあって
こじろうと交代しながらショーに出てもらうことになりました。
ショーによって
モン・キタチームか
こじ・キタチームか
そんな楽しみ方もできるかもしれませんね!
こじろうもこのまま
調子こかずにショーを続けられるのか
というのも見どころかもしれませんね!
デビューしたばかりの初々しい
こじろうの姿も楽しみにしていてください◎
【海獣飼育課 濵】