ちょいネタ!
トドプールでは現在
2頭の赤ちゃんトドをご覧いただけます。
先に生まれた「まもこ」の仔「とわ」(♀)
約一ヶ月後に生まれた「麦」の仔(名前考え中・♂)
とわは生後2週間ほどで泳げるようになりましたが
昨日、麦の仔もプールに入ったという情報をお客様からいただきました。
手前が麦の仔。
プールに入ろうか悩み中といったところ。
どうしようかなー。
入ろうかなー。
その後ろ、とわにご注目。
もう一頭でスイスイ泳げるとわの余裕ぶり。
悩んでいる麦の仔の後ろで
後肢を使って体をぽりぽり掻いています。
すごい先輩感出してる
・・・ように見えます。
結局、麦の仔はプールには入りませんでしたが
それよりもとわの様子が笑えました。
【海獣飼育課 濵夏樹】
例の「わくわく水槽」ですが、
・水温が20℃を超えました。
・コケが生えて何もみえません。
・魚やカエルといったパッとみて動きがわかる様な「生きもの」は相変わらずいません。
・水生昆虫の目撃情報がありましたが今日はみえませんでした。
・水槽内に「動き」がないので誰もみていません。
ただ、この水槽をみていると
今の地球が様々な生きもので溢れているのは
凄い事なのだと感じられると気づきました。
地球の誕生から最初の魚が出現するまでは
おおまかにまとめますとこんな感じです。
約46億年前 : 地球ができる。
約27億年前 : 光合成をするラン藻が出現
約21憶年前 : 地球上に酸素が増えてくる。
約5億年前 : 魚類が出現する。
約2.5憶年前 : 恐竜が繁栄する。
約6500万年前: 哺乳類が繁栄する。
つまり地球ができてから約40億年間は
魚の仲間と言える様な生きものがいなかったんですね。
(一般的に動物と呼ばれる様な生きもの(脊椎動物)がいなかった。)
こういった地球の歴史を思い出しながらこの水槽の前にいると、
・46億年って簡単に言うけど、どのくらいの年月なんだろう。
・縄文時代は最近?
・何も無い状態からどうやって今の生きものたちが生まれてきたんだろう?
・こうやってすぐにコケが生える事が実は凄い事なんだ!!!
・あと40憶年すればこの水槽にも魚が出現するかな・・・水槽壊れるよね。
といった、普段はじっくりと考える機会がない事が
次々と頭に浮かんできます。
何もいない水槽だからこそ、色々考えることができる「わくわく水槽」。
時間のある方にはおススメです。
【総務部 神前】
暑くなってくると始まります。
フンボルトペンギン夏の一大イベント
「換羽」
羽の防水性を保つための
年一回の羽の生え変わり。
今年の第一号は・・・
おたる水族館にいるペンギンたちのなかで最高齢
今年31才の「41」番。
とっても長生きしているおじいちゃんペンギンです。
こんな感じで古い羽がどんどん抜け落ちて
下から新しい羽が生えてくるんですね。
少し触っただけでも
こんなに手にくっついてきてしまいます。
全身の羽が生え変わるには
大体1ヶ月かかります。
換羽はものすごく体力を消耗するので
高齢のペンギンは少し心配ですが
41番、今年も頑張ろうね!
ちなみに41番は毎日ペンギンショーに出演しています。
いつもショーステージ後ろの石の上にいるので
是非チェックしてみてください!
【海獣飼育課 濵夏樹】
アザラシショー、本日も絶好調でした。
夕方、アザラシショーガールズを見に行ってみると
「フン」
「フン」
「フーーーーーーーーン!」
と、鼻の穴全開の「のぞみ」ちゃん。
こちらは「ぢゃいこ」ちゃんです。
そして後ろにちゃっかり写った「マコ」ちゃん。
(のぞみちゃんの後ろにも写ってました)
「せいこ」ちゃんは来てくれませんでした(笑)
そんなアザラシショーガールズは毎日ショーで活躍中です♪
明日もよろしくね!
【海獣飼育課 濵夏樹】
さて今年も夏限定!
イルカと水中での共演をやっちゃいます!
あの水も滴るいい男たちが帰ってきました!
イルカと水中での共演は7月15日から始まりますが
現在、練習風景をショーの合間にご覧いただけます。
午後にやることが多いので見れたらラッキー♪
イルカたちへ、そしてトレーナーへのあたたかい応援よろしくお願いします!
[海獣飼育課 大野木]
今年も2羽のジェンツーペンギンが誕生しまして
その可愛らしい姿を早くお見せしたかったのですが
大体いつもこんな感じで
雛はお尻しか見えず
なかなか良い写真が撮れませんでした。
本日で生後16日目だった「ごう・ボボン」ペアの雛。
生まれた時は84gしかなかった体重は900gを超えました。
もうごうの足の間には入りきらないくらい大きくなりました。
可愛い。
ずっと見ていられます。
雛は、親が一度食べた魚を少し消化したものを食べて成長します。
親の口の中に顔を突っ込んでごはんをもらいます。
親は、毎日毎日
食べたら吐く。
その繰り返しです。
本当に大変です。
ごうも慣れてきたのか
雛にごはんをあげるのがとても上手になりました。
そんな姿に日々感動します。
あと2週間もすると雛も巣から出て外の世界を探検し始めます。
早くお客様にも見える所まで出てきてほしいですね!
【海獣飼育課 濵夏樹】
連日の雨で
なんだか心もどんよりしがちですが
本日嬉しい出来事が!
トドがまた一頭増えました♪
昨年に続き「麦」が出産しました。
麦の表情がなんとも言えないこの写真気に入っています。
授乳も確認されています!
麦も慣れたものです。
しっかり赤ちゃんに寄り添います。
約一ヶ月先に生まれた「とわ」が近くで寝ていました。
こう見ると二回りくらい大きいでしょうか。
というわけで
現在、トドプールでは二頭の赤ちゃんトドをご覧いただけます!
暖かくなってくると
どのプールも「コケ」に悩まされます。(正確には海藻なのですが)
壁や床がコケで全部緑になってしまうのです。
本日はセイウチ館の掃除をしました。
プールの水を抜いて
隣のプールでセイウチたちには待っていてもらいます。
水の抜けきったプールの底から
セイウチたちが見上げてきます。
ウチオとウーリャには
魚を食べながら掃除が終わるまで待っていてもらいますが
子供のしずくは魚も食べますが
ウーリャからおっぱいももらっていて
まだ食べることに対してそんなに欲がないので
魚では待てません。
そんなしずくに有効なものは・・・
緑色のホースが降りてきました。
表情も嬉しそうに見えます。
しずくはこれがだいすきです!
これがあれば安心です、ずっと吸っています(笑)
そして上目使いがめんこいですね♡
そんなこんなで
無事掃除も終わりました!
コケの生え具合で予告なく掃除は行っていますので
見られたらラッキーです♪
【海獣飼育課 濵夏樹】
本日午後のアゴヒゲアザラシプール。
「これは何をしている最中なの?」
とお客様もつぶやく謎の光景(笑)
4頭直立して何をしているのでしょう。
私にも分かりません!
とても不思議。
風太はこの表情。
パオパオと
ウパウパと
ノンノンも。
それぞれいい表情をしています。
「温泉にでも浸かっているみたい」なんて声も聞こえてきましたが
冷たい海に棲んでいるアザラシなので
実際は温泉には入れません。
夏になって水温が上がってくると
彼らにとっては温泉みたいなものなのでしょうか・・・
結局何をしているのかは分からず。
謎の光景は数分間続いたのでした。
【海獣飼育課 濵夏樹】
ただいま開催中の特別展「北海道のサケたち 第二章 それぞれの夏」では、
ちょっと変わった展示をしています。
それは、イワナ独特の行動をみることができる
「夏の川再現水槽」です。
イワナは真夏でも源流域の冷たい水の中で
元気に生息しており、川の水が少なくなる時期には
上流を目指して、クネクネと蛇の様に川を移動します。
この水槽では約20分に1回の間隔で
水槽の水位が上下することで、
蛇の様に移動する行動を引き出しています。
実際にみると、今まではわからなかった
イワナの「力強さ」に気が付けると思いますよ。
【スタッフ一同】