ちょいネタ!

コマイ道場が閉鎖して
もう1か月が過ぎていました。
カレイ修業をしていた「カツオ」ちゃんは
あのあと「ルッツ」と同居を開始して
2頭で暮らしていました。
お客様からイカナゴを
たくさんたくさんもらって暮らしているので
すでにカレイは食べなくなりました(笑)
また必要になったら修業するしかないですね。
そして、本日から
隣のプールにいた「のぞみ」「モモたろう」「もさお」「ワカナ」と
合流しました。
お兄さんアザラシたちに混ざって
お客様から魚をもらおうと寄っていくカツオちゃん(手前)
しかし、お兄さんたちの勢いについていけず、
プールの端まで戻ってきました。(右下)
無理でした、というような顔で
こちらを見てきます。
とはいえ、ずっとイカナゴ生活をしていたので
体型はかーなーりころころしています。
カツオちゃんと2頭、イカナゴ食べまくり生活をしていた
ルッツも
ころころです。
体はころころで
小さい頭と
短い前肢がちょんちょんとついています(笑)
ちなみに、2年前に野生から保護されたルッツは
鼻が短くて、目が離れていて
犬でいうとパグみたいな顔をしているのが
特徴です◎
【海獣飼育課 濵】
YouTube おたる水族館_公式チャンネル をご覧の方はご存じかと思いますが
11月6日に今シーズン初めてのホッケの繁殖(産卵・放精)がありました!

しかも、ライブ配信で決定的瞬間もご覧いただけました。
↓こちらは産卵・放精の瞬間を切り取った動画です。
ホッケはふ化するまで、オスが卵を保護するのですが
↓卵を保護するホッケ
今回は育成のため、バックヤードへ移動して保管しています。

そして今日、また水槽の中が騒がしいなぁ・・・

と思っていると

新たに卵が見つかりました!
もしかしたらすでに ご覧になったお客様もいるかもしれませんね。
今回もそのうち 育成のためにバックヤードへ移動しようと思っているのですが
しばらくはオスに頑張ってもらおうかな?
あ! 卵といえば
先日お伝えしたサケの卵ですが・・・

まだ確信が持てないのですが、発眼(卵の中で眼ができること)したようです。

う~ん。
もう少し、様子を見てまたお伝えいたしますね。
追伸:今日は「鮭の日」です。
【魚類飼育課 髙橋】
10月15日から展示していたサケたちは
水槽内で産卵して、ペア(メスだけ)を変えて飼育を継続していましたが、
10月30日の朝には2尾とも活動が弱くなっていたため、展示を終了しました。
その後、人工授精も試みましたが
卵も精子も良い時期を過ぎていたようで受精はできませんでした。
ですが最初のペアが残した卵はバックヤードで保管しています。

こちらも受精率は低かったのですが、ご覧の数は受精しているようです。
予定では11月9日頃には卵の中に眼が見える(発眼)かと思いますので、
その時にはまたお知らせしますね。
楽しみです!
【魚類飼育課 髙橋】
北海道はもうだいぶ気温が下がりました。
海獣公園は風も割と強く吹いているので
結構寒いです。
結構というか、寒いです。
ご来館される方は防寒をしっかりして
お越し下さいね◎
気温が下がれば
海獣公園ではこんな光景が見られるようになります。
外で過ごすジェンツーペンギンです!
ジェンツーペンギンは南極大陸周辺の
非常に寒い地域に生息する種類なので
暑い時期は室内でクーラーを付けないと飼育が困難です。
ですが、気温が15℃以下くらいになれば
外に出せます。
ガラス越しでないジェンツーペンギンを
ご覧いただくことができます!
ちなみにフンボルトペンギンも一緒にいます。
ジェンツーペンギンと一緒に泳ぐ
フンボルトペンギンが見られたり、
フンボルトペンギンと一緒に泳ぐ
ジェンツーペンギンが見られたりしちゃいます!
本格的な冬の間は
海獣公園が閉鎖になるので
フンボルトペンギンとジェンツーペンギンを一緒に見ることができるのは
この時期と春先だけですよ。
【海獣飼育課 濵】
当館では、10月15日よりサケ(シロザケ)の展示を開始しております。
オスとメスを水槽に入れ、来館者の皆様やYoutubeでのライブ配信をご覧になった
方々と共に産卵を心待ちにしていたところ・・・
ついに23日の夜~24日朝にかけて産卵が行われました!
残念ながら産んだ瞬間の映像は撮れなかったのですが、
水槽で産んだ卵は回収し、孵化するまでバックヤードで
大事に育てています。
回収した際の動画はコチラ↓
深いところだと30㎝程の深さまで埋まっていました。
魚類飼育課 にいの
毎年恒例の
アザラシの引っ越しが
昨日終わりました。
冬の日本海は荒れに荒れて、
アザラシたちが波にさらわれてしまう可能性があるため、
冬の間は高台のプールに避難させています。
引っ越しに向けて
一カ所に集められたアザラシたち
毎年のことなので
アザラシたちも緊張することもなく
余裕の表情で待ち時間を過ごしていました。
順番に引っ越し用の檻に入っていきます。
クレーン車で吊り上げたら、
冬用プールで移動です。
クレーン車待ちのアザラシたち。
今年生まれの「カツオ」の
お父さん「なみへい」(右)と
お母さんの「かーさん」を発見しました◎
無事にみんな冬用のプールに引っ越すことができました。
引っ越し後も魚をしっかり食べて元気そうでした!
春まではお客様にご覧いただくことはできませんが、
元気に冬を越せるように飼育員一同頑張ります!
おまけの1枚
「なみへい」に似てきた「カツオ」ちゃん
【海獣飼育課 濵】
お久しぶりです。
コマイ道場です。
ついに、この日がきました。
その前に・・・
1週間前の「カツオ」ちゃんです。
実は、この日から
切っていないカレイを急にばくばく食べ始めました。
それまでは、食べたかも程度だったのが、
本当に急に食べ始めたんです。
そこで、カツオちゃんには最終試験を受けてもらいました。
この日から1週間、切っていないカレイだけを食べて生活してもらう
という試験です。
そして、今日が最終日でした。
カレイ待ちのカツオちゃん。
お魚くわえたカツオちゃん~♪
食べまくっています。
ちなみに、カツオちゃんが
何故、急に切っていないカレイを食べたのかというと
カレイの食べ方がようやく分かったからです。
でも、私たちが思っていたものとは違いました。
他のアザラシたちと同じように
前肢を使ってちぎりながら食べるようになると思っていたのですが、
カツオちゃん独自の食べ方を編み出しました。
カレイを噛み噛みしながら、器用に折りたたんで食べるんです(笑)
器用すぎる、カツオちゃん。
それを編み出してからは、ばくばく食べました。
先ほど、最後のカレイを食べ終えたのを
無事に見届けて
約3ヶ月半の長かった修業が終了しました。
ついに卒業です。
コマイ道場の看板も取り外しました。
明日からは、カツオちゃんの餌やりも解禁です!
ときどきカレイはあげようと思います(笑)
カツオちゃん、おめでとう!
【海獣飼育課 濵】
今年生まれのフンボルトペンギン「ハルキ」さん。
今日はひたすら他のペンギンを追いかける遊びをしていました。
名付けて、勝手に鬼ごっこ!
追いかけられるほうはとても迷惑そうです。
すごい勢いで追いかけてきます。
逃げるほうも必死です。
逃げる「おカル」
おカルを見失う「ハルキ」さん。
「はっさく」や「バウアー」も同じように追いかけられていました。
しかもめちゃくちゃしつこい。
次のターゲットを探すハルキさん。
他のペンギンたちはハルキさんと目を合わせないようにしています。
誰もがハルキさんと関わらないようにしています。
誰も遊んでくれなくなったハルキさんは
なんだか切なく見えました(笑)
まだ0歳、こどものハルキさんは
体力が有り余っているようです。
【海獣飼育課 濵】
まだコマイ道場にいる「カツオ」ちゃんです。
最近は切っていないカレイも
あげてみたりしているのですが、
カレイを無視して
戻ってきます。
これじゃない餌を要求してきます。
取り残されたカレイが
なんとも切ないです…
その後も切っていないカレイを
あげ続けたら、
いじけてしまいました。
とても不満そうです。
まだ卒業の時ではなかったようです。
だいぶ頑張っているとは思うのですが、
あと少しが進みません。
明日も頑張りましょう。
【海獣飼育課 濵】
海獣公園のアザラシ館には
2頭のアザラシがいるのですが、
ワモンアザラシという種類で
世界18種類いるアザラシのなかで最小種なのです。
それゆえに
よく赤ちゃんアザラシだと
誤解されてしまうのですが、
当館の「ルル」と「ピセ」は
もう立派なおとなのアザラシです◎
ルルは目が近いです。
ちなみにおたる水族館生まれですよ。
なんか、
笑顔が引きつっている人みたいな写真になってしまいました(笑)
性格的にはビビり体質です。
びっくりしている時の顔も可愛いんですけど。
「ピセ」は好奇心旺盛で
人にも割と寄ってきます。
ルルに比べると
ふわっとした顔をしています。
可愛いけど、
赤ちゃんではありません。
今年生まれたのは
コマイ道場にいる「カツオ」ちゃんです!
おまけの一枚
風船みたいなルル
【海獣飼育課 濵】