今日も泳ぎの練習をしました。
もう余裕です。
パニックになったりしません。
すごいです。
ヒナのお腹の模様は
こんな感じです。
黒点模様が多めです。
今日はなんだか
育ての親である「ブライアン」(左)と
「イヴ」(ヒナの後ろ)がずっと近くにいました。
もう親子という認識はないはずなんだけどなー、と
思っていたのですが
!!!
ちゃっかりイヴイヴからごはんをもらっています。
せっかく自分で食べられるようになったのに…
まだ親子という認識がお互いにあったようです。
もう離してから22日も経つのに
自分の力で生きていかないといけないのに
離したらかわいそうと思うかもしれませんが、
子育てが長引くとよくないことも起こります。
ヒナがいつまでも親から魚をもらおうとして自立できないですし、
親もヒナに魚をあげるので自分の体重が維持できません。
しかも、今回のヒナはもうおとなと同じ大きさに成長しているので
食べる量もおとなと同じです。
しかし、野生動物の親は自分の子孫を残すことに必死なので
ヒナに一生懸命ごはんをあげてしまいます。
さらには、これから迎える換羽(羽の抜け換わり)にも影響が出たりします。
飼育員としてはいろいろ悩ましい出来事でした。
いつまでも赤ちゃんのままでいられたらいいよね(笑)
【海獣飼育課 濵】