ちょいネタ!
これは・・・
そうです。
ほぼ換羽が終了した「マイケル」です。
初めての換羽を無事終えようとしています。
ほぼ、というのは
尾羽がまだ生えてきていないからです。
尾羽のないぷりぷりのお尻です。
目の周りもしっかり白く縁どられ、
頭のの帯模様も太くしっかりつながりました。
おとなの顔です。
他のペンギン達も続々と
換羽に入っています。
「せい」ちゃん。
換羽中は顔が別人(鳥)になるので
その時のポーズによっては
個体識別にちょっと自信がないです…
換羽中は翼に付けている名前のバンドも取っています。
「ナディ」さん。
こちらは腹筋ペンギンで話題の
「へい」ちゃん。
しかもこの3羽は姉弟なので
顔も似ていてよりわかりづらいです。
まもなく羽が抜け始める予定の「ピースケ」。
換羽前でプールに入っていないせいか
全体的に黄ばんでいます。
最後に
まだ換羽に入っていない「のん」ちゃん。
みんな無事に抜けかわってほしいです。
【海獣飼育課 濵】
本日も営業時間を延長して、夜の水族館開催中です!
せっかくなので、夕方の海を観察してみました。
トドショープールの中に…
海藻が浮いています…
ん……?
ヨウジウオ!!
以前も少し紹介しましたが、しっかりと直立で泳いでいますね。
ウグイの群れが下をワラワラと通っても
動じずに、泳いでいました(^^)
そして、
こちら!
…見えますか?
アメフラシ!!
去年の今時期は大きなアメフラシも見ることが出来ていましたが、
今年は卵は見つかるものの、
アメフラシ自体は見られていなかったんです。
毎日観察している館長もなかなか見つけられず、
「今年は時期が少し遅いのかもなぁ」「毎年少しずつ違うんだな!」
なんて楽しそうに話していました。
ちなみに、アメフラシの卵はこんな感じです。
紐状になっているのですが、
この見た目から「ウミソウメン」とも呼ばれています。
この卵は黄色がかっていますが、オレンジ色のものもあるんです。
「ウミソウメン」はアザラシのオスプールやケアプールでみることが出来ますよ。
夏は海の透明度も非常にいいので、深くまでよく見えます!
是非海の中ものぞいてみてくださいね。
最後にウミタナゴの幼魚とアメフラシの一枚を添えておきます(^^)
【魚類飼育課 佐藤】
初めての換羽中
ジェンツーペンギンの「マイケル」です。
羽がだいぶ抜けてきて
全身がもさもさしています。
体がむくんで
毎日だるそうに寝ています。
顔も膨らんで
いつもより大きくなっています。
換羽では尾羽も抜けかわります。
古い尾羽が2本だけまだ残っていました。
新しい尾羽が生えてくるまでは
お尻がぷりぷりしているのがとてもかわいいので
年に一度のひそかな楽しみです♪
【海獣飼育課 濵】
フンボルトペンギンに続いて
ジェンツーペンギンも
換羽(羽の抜け換わり)の時期になりました!
まだ1羽だけなんですが、
昨年生まれの「マイケル」です。
マイケルは今年が初めての換羽です。
体全体がむくんで
顔も腫れぼったい。
換羽が終わると
うっすらとしていた
目の周りの白色(幼鳥の特徴)が
はっきりするはずです。
フンボルトペンギンたちも半数以上が換羽に入っています。
「210」番
「マラドーナ」
「176」番
「ブライアン」
みんな、暑い中頑張っています◎
【海獣飼育課 濵】
本館のバックヤードにひとつ、
水槽ができました。
生きものがたくさん入っています。
実はこれ、海獣公園の海に面したアザラシのプールや堤防などから
飼育員が自ら採集した生きものたちなのです。
「今の時期、海にはどんな生きものがいるのか?」
少し調べられるようにこんな水槽ができました。
気温も水温も上がり、海獣公園には続々と生きものがやってきています。
早速、水槽にやってきた生きもののご紹介です!
17日にやってきたクロソイの幼魚。大きさ約2cmです。
餌には貪欲らしく、他の魚にいたずらすることもあって少し困っています(- -;)
ただ、食欲旺盛で何よりです!
続いて…
ギンポの仲間もいます。
目の下の白い帯が特徴のハコダテギンポや
カズナギなど。どれも幼魚で5-7cm程です。
海でホンダワラの仲間などの海藻に身を潜めていました。
そして、以前少し紹介したこちらの生きもの…
やはりクダヤガラではないかと!!
とても見てますね、こちらを。
海藻と並ぶと分かりにくい!外敵に見つかりにくい体のつくりです◎
そしてこの、細長~い魚。
本日やってきました、ヨウジウオです。直立で泳ぎます。
こんな感じで、トドショーのプールにいました(笑)
上手に隠れています。
クダヤガラとヨウジウオ。
姿かたちは似ていますが、
クダヤガラは「クダヤガラ科」、ヨウジウオは「ヨウジウオ科」で
アザラシとセイウチくらい違いがあるんです。
よく見るとひれのつくり等にも違いがありますよ!
ちなみにタツノオトシゴは、このヨウジウオの仲間です。
さあ、極めつけはこちら!
…!!
なにこれーーーーー!!!
ちなみに、海の中を泳いでいたんです…。
なんですかこれはーーーーー!!!
初めて見る姿に、一緒にいた先輩飼育員も交えて大騒ぎしました(笑)
あまりにも未知な生きものだったので、水槽から姿がみえなくなる度、
どこに逃げたのか!陸上でも動けるのか!どこだ!といった具合で大興奮でした(笑)
調べてみると…
「ヘラムシ」の仲間のようです。
「ヘラムシ」はワラジムシに近い生きものだと言われています。
捕まえたばかりは緑っぽい色でしたが、時間が経って少し色が変化しました。
海の中にはまだまだ見たことのない生きものがいると思うとワクワクしますね(^^)
長くなりましたが…
また新しい生きものが仲間入りしたらお知らせします!
【魚類飼育課 佐藤】
夕方のトドショープール。
「レオ」が残っています。
レオの見つめる先にあるのは…
トドプール(メスしかいない)です。
そうです。
レオは現在、発情期真っただ中!
トドショーに出ているトドたちは
みんなオスなのですが、
他のトドたちの発情期は最近、だいぶ落ち着いてきました。
レオだけ発情期がずれてしまったようです。
先輩飼育員によると
レオが発情でこんなにメスにくぎ付けになるのは
初めて!とのことでした。
レオは今年8歳になりましたが、
トドの性成熟は6~7歳くらいといわれているので
8歳は多分イケイケな年齢(笑)
発情が顕著に出たのはこれが原因?!
水中からもメスたちを見つめます。
トレーナーとしてはショーに集中してほしいと思うのですが、
こればかりは仕方ありません。
レオもおとなになったということですね!
水族館での繁殖は順番に行っていきます。
トドはハーレムを作るので複数のオスを
一緒に繁殖させるとボスを決める激しい戦いが始まってしまうのです。
(ちなみに次のボスはカムイ)
発情期のトドたちの戦いは
人である私から見ると
激しすぎて、動きが速すぎて、力が強すぎて
結構引きます(笑)
野生動物半端ないです。
レオはまだ待っていてね。
【海獣飼育課 濵】
どうも!コマイ道場です!
まだいます。
道場生の「カツオ」ちゃんです。
コマイ道場なんですけど、
カツオちゃんはカレイ修業をしています。
左がカレイを切ったもので
右がホッケを切ったものです。
最初はもっと小さく切っていましたが、(ヒレを嫌がるのでヒレも切ってあげていました)
少しずつ大きく切っていって
今日は下の細長く切ったものも食べました◎
カレイだけだと、
ぺっ、と吐き出すのでホッケに紛れさせてやっています。
カレイに合わせてホッケも小さく切ったり、
細長く切ったりします。
そのままのカレイを食べられるようになるまで
あとどれくらいかかるのでしょうか…
最新!カレイを食べるカツオちゃん。
次、ちょうだい
と見てきます。
カレイを食べているにしては
美味しそうな顔をしています(笑)
ちょうだいちょうだい
と食欲もばっちりです!
カツオちゃん、頑張ろうな。
【海獣飼育課 濵】
今年もこの季節がやってきました!
換羽です(羽の抜け換わり)!
換羽に入ると体がむくむので
一時的にとっても大きくなります。
体重もいつもより1キロ以上重くなります。
換羽中は水に入らなくなるので
「ペンギンの海まで遠足」は7月17日(金)を最後に
1か月の休止期間があります!
次は8月17日(月)までありませんのでご注意を!
最年長、今年34歳の「41」番も
換羽中です。
換羽はとても体力を消耗するので
高齢のペンギンたちは毎年心配ですが、
今のところ元気に換羽中です◎
実は今年換羽をしないペンギンも1羽いるのです。
0歳の「ハルキ」です!
ハルキは来年が初めての換羽です。
それまではおとなと違う模様なので
見つけるのは簡単ですよー!
上からハルキを載せておきます。
かわいい(^^)
【海獣飼育課 濵】
以前ご紹介した「わくわく水槽」で生まれた魚の稚魚。
すくすく育ち…
種類がわかりました!
種類は…
エゾトミヨでした!!
この冬、凍れるほど冷たい水槽で越冬したエゾトミヨが、産卵したようです。
それぞれが大きく育ったおかげで分かったのですが、
エゾトミヨ、この水槽で50尾以上生まれていたんです!
なんとも嬉しい結果です(^^)
水槽の中で、
口を開けたり、
閉じたり。
砂をつついてみたり、砂の中に隠れたり。
色々な行動をみることできます。
イルカスタジアム横の「わくわく水槽」、是非のぞいてみてください!
【おまけ】
海獣公園にこんな生きものが…
少し見えづらいですが…「クダヤガラ」かな?
小さくて確定はできませんが、
ヤガラの仲間だと思われる2㎝程の幼魚が何匹かやって来ていました!
海獣公園に面した海の中も、見られる生きものが増えてきています(^^)
【魚類飼育課 佐藤】
2月20日生まれのフンボルトペンギンについて
性別検査の結果がきまして、
オスということが判明しました!
そして、
名前が決まりましたー!
見えない。
見えない。
!!!
「ハルキ」です!
なんでこの名前になったのかというと
ヒントは両親の名前です!
父:チョキ
母:ハル
もうわかりましたね?
翼帯(名札)をつけてすぐは
なんだこれ!と気にしていましたが、
その後は大丈夫そうでした。
ハルキです。
ハルキです。
ちなみに
メスだったら「チハル」にしていましたー!
【海獣飼育課 濵】