ちょいネタ!

おたるすいぞくかんのちょいネタ!

ちょいネタ!

とり2022.06.30
今年の換羽1号

今年も換羽(羽の抜け換わり)の季節がやってきました!

 

今年最初に換羽に入ったのは…

 

 

「チハル」ちゃんです!

 

なんか大きくなってきたな、と思っていたのですが

ついにきました!

 

 

これから続々と換羽に入っていくと思います。

換羽に伴って、

7/19(火)から8/18(水)まで

「ペンギンの海まで遠足」は休止期間がございます。

 

 

遠足といえば…

最近20分間のイベント時間を毎回のように

オーバーしているのですが

原因は何かといいますと

 

海から上がってこないペンギンがいるからなんですね。

 

できることならずっと海にいてもらいたいのですが

現状そうもいきませんので

イベント時間を超えると

色々と大変なんですー!飼育員側がー!

 

 

ちなみに

戻ってこないペンギンは決まっていて

 

「マラドーナ」

 

「たけふさ」

 

「ロコ」

 

この3羽です、いつも。

 

そしたら、この3羽を出さなければいいのでは?と

思うかもしれません。

 

そうじゃないんですね。

この3羽はこのイベントを楽しんでいるわけで

海で泳ぎたくて出てきてるんです。

出てきたくなければ出てこなくていいイベントなのに

毎回出てきてくれるんですー!

ということは出てきたいんですよ。

 

そんな3羽を出さないわけにはいかないですよね!

 

というわけで…

頑張ります(笑)

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

さかなとか2022.06.25
縁の下の力持ち

 

6/23~北と南にすむ魚たち水槽③ではホシザメの展示を開始しました!

 

 

そんな中、北と南にすむ魚たち水槽⑫

 

水槽全体が少し茶色くなっていますが、

茶色い岩を入れている!

というわけではわけではありません。

 

コケす。コケが生えています。

 

ですが、よく見ると…

 

 

 

一部キレイに白くなってる…。

 

 

 

これは飼育員が掃除したわけではありません。

 

ではなぜなのか…

 

 

これです。

 

 

クボガイという貝の仲間です。

 

水槽内は日光や照明でコケが育ちます。

育ちすぎると生きものが見えにくくなってしまうこともあるので、

飼育員が定期的に潜水掃除をしているわけですが、

この水槽は日光が入りやすいこともあり、ものすごくコケが生えます。

もう、めちゃくちゃ生えます。

 

そのため先日、

コケを食べる習性があるクボガイを

「お掃除やさん」として、水槽に入れてみました。

 

その結果が、

 

 

これ!

 

 

 

という訳です。

 

クボガイが移動して食べたところが見事にきれいになっています。

 

日に日に白くなる箇所も増えていて、クボガイによる水槽掃除は順調です◎

 

実はこんな風に、

「お掃除やさん」として水槽に展示されている生きものはたくさんいて、

 

 

 

ヒトデやヤドカリは魚たちの残した小さなエサかすを食べてくれたり、

 

ナマコは砂にたまった有機物を食べて、砂の中もキレイにしてくれます。

 

これは水槽に限ったことではなく、

海の中はこういった「お掃除やさん」がたくさんいて、

色々な生きものが関わりながらうまくバランスを保っているんです◎

 

水槽にいる「お掃除やさん」もぜひ見つけてみてください◎

 

【おまけ】

ネズミイルカ「マナ」はカメラを向けると興味津々でやってきます◎

 

 

 

【魚類飼育課 佐藤】

とり2022.06.23
さわやかな色

先日、名前が決まったばかりの「ロコ」ちゃん

 

左の翼に名札(翼帯)を付けました!

 

さわやかなミント色の翼帯にしました◎

 

イヴイヴ(イヴ)にちょっかいを出されるロコちゃん。

こうして、集団の中での生活を学んでいくのかな。

 

 

昨年生まれの

「チハル」

 

「たけふさ」

 

「トワ」

 

の3羽はもうすぐ初めての換羽(羽の抜け換わり)を迎えます。

幼鳥模様ともおさらばです。

どんな顔になるのか楽しみですね(^^)

 

 

おまけの一枚

「たけふさ」・「ハル」VS「トワ」・「62」番

と何故かそれを見ている「ハルキ」さん

謎のハルキさんが面白い(笑)

 

【海獣飼育課 濵】

 

とり2022.06.20
ロコちゃんです!

2月10日にふ化した

フンボルトペンギン(メス)の幼鳥の

名前が決まりましたよー!

 

 

 

ロコちゃんです

 

冬季北京オリンピック開催中にふ化したこともあり、

銀メダルを獲得したカーリング女子日本代表チーム

「ロコ・ソラーレ」から名付けました◎

 

お兄ちゃんの「トワ」も

東京オリンピック公式キャラクターの「ミライトワ」から

名付けたので

オリンピック兄妹になりました!

 

 

ロコちゃんは

もうすっかりアジも食べられるようになり、

「ペンギンの海まで遠足」にもよく参加してくれます。

 

これからも元気に育ってね(^^)

 

 

【海獣飼育課 濵】

せいうち2022.06.06
ごーろごーろ

 

 

 

 

 

 

 

昼間からゴロゴロするつむちゃん(つむぎ)

うらやましい。

 

【海獣飼育課 濵】

とり2022.05.30
速報!

2/10にふ化した

 

こちらのフンボルトペンギンの

 

性別は

 

 

 

 

メスでした!

 

 

先日、雌雄判定のための採血を行いまして、

DNA鑑定の結果が本日、つい先ほど届きました。

分かりたて、ほやほやの情報です!

これから名前を考えます。

 

【海獣飼育課 濵】

あざらし
換毛情報

つむちゃん(つむぎ)換毛中

お腹側は新しい毛で今まで生えていた毛よりも

色が薄くなっています!

 

ちょうど新しい毛のお腹側をみせてくれました(^^)

 

こちらに気付いた「ウチオ」さんが

シャーっと滑ってきて

 

鼻の穴しか見えなくなりました(笑)

 

 

海獣公園の他の鰭脚類の仲間たちはというと…

 

ゴマフアザラシは換毛が終わりました!

 

アゴヒゲアザラシも終わりました!

 

ワモンアザラシも終わりました!

 

ゼニガタアザラシはこれからです!

 

そして、トドたちは9月頃が換毛期です。

トドたちは現在、発情期でトドショーも安定しないことも多くなってきました。

なんとか様子を見ながらできそうなトドで行っています◎

 

【海獣飼育課 濵】

とり2022.05.28
これじゃない!

イカナゴが食べられるようになった翌日には

アジも食べられるようになった幼鳥。

 

しかし、そのまた翌日には

アジは食べないけど

イカナゴは食べます、と魚を選ぶようになり…

 

アジだと口すら開けません。

口に入っても

これじゃなーーーい!と弾き飛ばされるアジ。

 

とてもとても頑固です。

 

食べなよー

 

ほらー

と言っても

この表情です(笑)

 

困ったものです。

イカナゴ持って行くとすぐ食べます。

もう、

しばらくアジ修業です。

 

 

というわけで

イベントも欠席で修業しています。

 

 

【海獣飼育課 濵】

とり2022.05.22
毎日元気いっぱい!

2月10日にふ化したフンボルトペンギンの幼鳥は

毎日元気に「ペンギンの海まで遠足」やショーに参加しています。

 

 

実は、1週間前から自分で魚を食べる練習を開始しました。

最初は全然自分で食べる気配がなく、

魚を飲み込むことすらわからず、

ものすごい抵抗をしていた幼鳥ですが

なんと昨日、ついに!

自分で魚を食べられるようになりました!

1週間はなかなか早く食べられるようになったと思います。

 

まずは飼育員が手に持っている魚を食べられる様になりました◎

このあとは水中で食べられるようになることと

他の魚種も食べられるようになることを目標に頑張ってもらいます。

 

今回は、人為的に餌付けしなくても

食べられるようになるのか様子を見るために

親から取り上げずにしていたのですが

やはり親がいる状態だとピーピー鳴いて餌をねだっていました。

父親の「217」番はもう幼鳥に関心がなく巣立ちしたと考えていたようですが、

母親の「えいのしん」はいつまでも幼鳥に餌をあげるために吐き戻しすぎて

のどを痛めてしまったこともあって

1週間前にこちらでの餌付けを開始した、という流れです。

 

とりあえず、自分で食べられるようになって安心しました(^^)

 

そして…

先日、雌雄判定のための採血を行いました。

6月中には結果が出るのではないかと思います。

 

だんだん足が黒くなってきたような気がします。

 

さかなとか2022.05.14
準備のしるし

 

最近、北と南にすむ魚たち水槽②にて不思議なことが…。

 

イワナの仲間の「オショロコマ」。

 

 

斑点模様や体が鮮やかな赤色をしているのが特徴的です。

 

そのはずなんですが…

 

 

これです。

 

 

青?銀?

なんだか色が違うーー!!!

 

 

並ぶと違いがはっきりと。

どちらもオショロコマなんです。

 

以前、オショロコマの体色について

「飼育する水槽を移動したところ、

  周りの環境の色が変わったら体の色も変わった!」

ということをこのブログでご紹介しましたが、

(気になる方はブログ内の「さかなとか」→2020.6.14の「何色ですか?」をご覧ください!)

 

今回はそれとは少し違います。

 

これは「銀毛(ぎんけ)」や「スモルト化」と呼ばれる

サケ・マス類 特有の体の変化です。

 

サケ・マス類は、川で生まれて生活をしますが、

中には たくさんのエサを求めて海へと降り、

生活する場所をかえる個体がいます。

 

川と海では「塩分濃度」など、環境が全く違うので、

体もその違いに適応できるようにしなくてはいけません。

 

その準備ができた”しるし”が、

この銀色の体。

 

 

いわゆる「銀毛(ぎんけ)」です。

 

この水槽に何か新たな環境の変化をつくったわけではありませんが、

この数日で、”この個体だけ”、体の色が変化しました。

 

実際に見ると鮮やかに光っていて、思わず見入ってしまうほどキレイです。

 

何をきっかけに色が変わるのか。

詳しいことはまだまだ分かっていないそうですが、

 

 

なんとも不思議でおもしろいですね◎

 

【魚類飼育課 佐藤】