ちょいネタ!
アザラシたちが続々と
換毛(毛の抜け換わり)に入っています。
換毛中は陸場で乾いていることが多いです。
今日は海の潮位がかなり低くて、陸場も広がったので
朝は色々な場所で乾いているアザラシが何頭もいました。
この時期ならではの光景です。
春を感じます◎
朝早く来館されると見られるかもしれません!
【海獣飼育課 濵】
現在、フンボルトペンギンたちは繁殖期で
ペンギン舎の中ではそれぞれ巣を作っています。
こちらで巣材は用意していますが、
それ以外にも巣材になりそうなものを見つけると
一生懸命持って帰ってきます。
「211」番は風で飛んできた落ち葉を見つけたようです。
211番はかなりマメで巣材集めは得意です。
苦戦中。
よし!
任務完了!
【海獣飼育課 濵】
換毛(毛の抜け換わり)中のワモンアザラシ、
「ルル」(手前)と「ピセ」。
陸場で寝ている事が多くなっています。
ルルに見られるピセ(笑)
この首の埋まりよう。
かわいいですね(^^)
時々水中のルルを確認。
かわいい。
【海獣飼育課 濵】
今日も体重を測りますよー
2640g
大きくなりましたねー(^^)
ヒナ特有の綿羽(ふわふわの羽)
本当にふわふわです。
触ると気持ちいいです。
最近、取り上げの時にヒナも反抗するようになってきました◎
お兄ちゃんの「トワ」
日向でお休み中でした。
とにかくでかかったとずっとご紹介していますが、
今回のヒナと同じ日齢で比べると約1kgの差があります。
余裕で3kgを超えていました(笑)
【海獣飼育課 濵】
今朝は珍しく、
まだ「ウーリャ」とつむちゃん(つむぎ)は陸場で乾いていました。
「ウチオ」は1頭でプールを泳いでいました。
ウチオはまだ若干発情期が終わっていないようで
ガラス越しに近寄ると「ぷーんぷーん」と警告音のようなものを発してきます。
気が立っているので最近はあんまりウチオを見つめないようにしています。
さて、ウーリャとつむちゃん
おはよう
小顔のウーリャがより小顔に見えるし、
つむちゃんも顔が大きく見える。
つむちゃんはまだ眠そうです(笑)
えええ、かわいい。
かわいすぎるな。
あと1月ちょっとでつむちゃんも1歳になりますね!
【海獣飼育課 濵】
北と南にすむ魚たち水槽⑫にて。
マンジュウイシモチ。
↓ この辺よーーく見てみてください…。
わかりますか…。
卵です。(わかりづらい)
先日水槽内でマンジュウイシモチが卵を守る姿が確認出来ました◎
テンジクダイの仲間は
こうして口の中で卵を保護する習性があります。
ほかの魚に自分の卵を食べられないようにするための戦略です。
なんとも不思議ですが、卵の守り方というのは魚によって様々で、
こちらはカクレクマノミとイソギンチャクの水槽。
なにか視線を感じませんか…?
このあたり…
眼が!!!!!
つい先日カクレクマノミが岩に産みつけた卵が無事に成長を続け、発眼しているんです。
条件が整っていないと
親が卵を食べてしまう、なんてこともあります。
実は開館時間には、
照明が点灯していて、
イソギンチャクがこれでもかというほど元気いっぱい開いているので(笑)
なかなか見ることができません。
そのため閉館後、イソギンチャクが閉じた隙を狙って撮影に成功しました。
卵の写真を撮ろうと思っても
常に周りを警戒しながらペアで見張っていて
数秒おきに卵の近くまでやってきます。
強い見張りのおかげで
「卵だけ」の写真はなかなか取れませんでした。
こころなしか、親の表情も凛々しく見えます。(ピンぼけですが)
それにしても、
すごい視線…(笑)
順調に育ってくれるといいですね◎
【おまけ】
3月に新たにやってきた
立派なひれの「トクビレ」や
「アブラボウズ」は無事にエサも食べるようになり、元気に水槽を泳いでいます◎
【魚類飼育課 佐藤】
前回から2週間経ってしまいましたが、
ヒナは元気です!
本日の体重は1450g
もうバケツを大きくしたほうがよさそうです◎
今日のお世話係は父ちゃんの「217」番でした。
母ちゃん(えいのしん)もすぐそばにいました。
2羽とも今回が初めての子育てでしたが
頑張ってくれています!
ちなみにお兄ちゃんにあたる「トワ」は
同じに日齢で2180gあったのでめちゃくちゃでかいです(笑)
カメラ見ていますね(^^)
話は変わりますが、
フンボルトペンギンの「チョキ」が3/11に死亡しました。
昨年末くらいから体調が悪くなり、内視鏡検査で
胃に腫瘍もしくは潰瘍があることがわかって
すでに治すことはできない状態だったので、
薬を使って少しでも痛みを和らげたりしてあげられるようにしてきました。
おたる水族館で26年間も生きてくれたこと、
「ハルキ」「チハル」「たけふさ」の3羽のこどもたちを残してくれたことに感謝して、
今後のペンギンたちの飼育に活かしていきたいと思います。
【海獣飼育課 濵】
久しぶりの更新になってしまいましたが、
ヒナは今日も元気に成長しています。
2/24から順番に見てみましょう◎
2/24
360g
2/25
443g
2/26
476g
2/27
514g
ついに500gを超えました!
2/28
650g
500gの翌日には600g超えです!
3/1
672g
今日も元気なヒナです(^^)
最近は餌ちょうだいの鳴き声も大きくなってきました◎
ふ化当日の写真と見比べると
同じバケツで測っているので
大きくなっているのが分かりやすい!
明日も元気にね!
【海獣飼育課 濵】
おたる水族館では春から秋の間、アザラシたちを海とつながっている「アザラシプール」で飼育しています。
ですが、冬は大荒れの日本海。
動画↓
そのまま飼育していたら、アザラシたちに危険が及びます。
冬の間は高台のプール、通称「越冬プール」で飼育しています。
移動の様子↓
その越冬プールは普段生活しているアザラシプールとは環境が違います。
アザラシプールは
・潮位(水深)が常に変化する(干潮・満潮)。
・波がある。
・野生生物が入ってくる(魚・ヒトデ・カニなど)。 etc…
と、変化に富んでいますが、越冬プールは人工的な作りです。
そこで、少しでも自然の状態に近づけて、アザラシたちに変化に富んだ生活を送ってもらおうと、曜日により餌の量を変えるなど行ってきました。
そして、今年新たに行った試みがあります。
それは、水深の変動。
え?そんなこと?と思われてしまうかもしれませんが、水深が変動しただけで
アザラシにとっては環境が変わるため、行動にも変化があるはずです。
用意したのはコチラ。
高さの違う配管です。
これは越冬プールの排水管なのですが、この排水管の長さが越冬プールの水深になります。
これまでは一種類だけで水深は常に約1mだったのですが、もう一種類これまでよりも短くしたものを用意しました。この配管を使ったときの水深は約55㎝です。
目的としては「アザラシたちの生活環境に変化をつけたい」ということなのですが、短い配管を使用した時の予想としては水深が浅くて陸場までの高さが大きいので、上陸時に勢いが必要だから「運動量(筋力)が増加するだろうなー」程度に考えていました。
実際に行ってみると、予想通り水深が浅くて陸場までの高さが大きい方が、上陸する時の勢いが強く、これまでよりも筋力を使っているように見えました。
しかし水深が深くて陸場までの高さが低い場合だと、アザラシたちが柵の外など何か気になった時、高い位置から確認しようとすぐに上陸できるので、短時間で頻繁に上陸したり水に入ったりしている姿が見られました。
上陸するのに体力が必要だとちょっと気になったくらいでは上陸しないのかも知れません。
意外と陸場までの高さが低い方が運動量は多いのでしょうか?
今回の試みで、考えてもみなかった姿を知ることができました。
もっと長期的に観察しないとわからない部分が多いと思うのですが、とりあえずはアザラシたちの行動に変化が見られたため、水深を変更するだけでもアザラシたちにとっては環境に変化が起こったと感じてもらえたのではないかと考えています。
その時の様子がコチラです↓
おたる水族館ではこれからも飼育している生きものたちが、より活発に活き活きと生活できるような試みを行っていきたいと考えています。
また新しい試みを行う時にはご報告します。
【海獣飼育課 髙橋】
今日もヒナは大きくなっていました◎
まず一昨日2/21の様子です。
この日は父ちゃん(217番)がお世話係でした。
父ちゃんの下から
お尻がはみ出していて可愛かったです(^^)
一昨日の体重は
280gでした!
かわいいです(^^)
そして昨日2/22の体重は
なんと同じく280gでした!
そしてそして今日2/23の体重は
370g
急に大きくなりました!
今日の体重測定の様子は
おたる水族館公式YouTubeで動画があります!
ぜひ動いているヒナの様子も見てみて下さいね◎
【海獣飼育課 濵】