今日も「ウチオ」は
つむちゃん(つむぎ)に付きまとわれていました。
迷惑そうなウチオ(笑)
「ウーリャ」はもう寝ていました。
じゃがいものような寝姿でした。
おまけの1枚
アゴヒゲアザラシ「ノンノン」は換毛がもうほぼ終わり
という感じで銀色の綺麗な毛に覆われています◎
「ん」って顔をしていて可愛いです(^^)
【海獣飼育課 濵】
5月4日
本日はセイウチ「つむぎ」3歳の誕生日でした◎
15:30~のセイウチのお食事タイム内で
つむちゃんに誕生日プレゼントをあげました!
白い浮きにホースを結んだものだったのですが、
!!!
気付いたらホースは解かれていて(笑)
浮きの部分だけで
すごい楽しそうに遊んでいました(^^)
このあと、ホースを回収しに行ったのですが
さっきの写真の場所になくて
え?ってなってたんですけど
どうやら水中に沈んでいるらしく
飼育員からは全く見えません。
「もうわかんないから自分で取ってきて!」と
つむちゃんに言ったら
なんと!!!
本当にプールの底からホースをくわえて
つむちゃんが取ってきたのです!!!
すごい!!!
天才だ…
3歳になったつむちゃんは天才だー!!!
【海獣飼育課 濵】
ジェンツーペンギンたちの繁殖シーズンがやってきました!
今年もそれぞれ一生懸命巣材を運んでいます。
昨年に引き続き
「ほい」×「ボン」のペアは
張り切りまくって巣材がこぼれています(笑)
相変わらずハイペース!
「ピースケ」×「ボボン」も結構集まっていますね!
「せい」×「ナディ」は角に巣材詰めないタイプのようです。
「マイケル」×「なつ」も良い感じです!
「のん」×「ひな五郎」もなんとか頑張っています◎
現在ペアのいない「へい」もちょっと巣材を集めています(^^)
「ダディ」×「やっこ」は1個だけ巣材が入っていました(笑)
ダディさんはいつもスロースターターだもんね。
巣作りにも個性が現れます。
さて、4//20にふ化したフンボルトペンギンのヒナは…
本日225gでした(^^)
順調です♪
【海獣飼育課 濵】
4/20にふ化したフンボルトペンギン、
本日の体重です!
181gでした◎
順調です。
今日のお世話係は「ハルキ」さんでした。
ヒナを取り上げる時にものすごい怒られました。
ヒナを取り上げる時は
全然怒らないペアもいるのですが
ハルキさんとぽくちゃんは
結構激しく怒るタイプ(そのほうが自然)で
毎回大変です(笑)
ヒナは今日もお腹がパンパンでした(^^)
順調なヒナの成長とは反対に
悲しいお知らせもしなければなりません。
当館最高齢36歳の「62」番が昨日死亡しました。
死因は現在調査中なのですが、
長年活躍してくれた62番とのお別れは非常にさみしいです。
今まで62番に会いに来てくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
寿命が20~25年といわれている中で36歳はとっても長生きです。
これからのおたる水族館で生きていくペンギンたちの飼育に
62番の36年間を活かしていきたいと思います。
【海獣飼育課 濵】
ついに
念願の
ヒナが生まれました。
ちょっと今回は長くなります。
話したいことが多すぎて…
まずは、写真を
4/20 ふ化当日
4/21 生後2日目
4/22 生後3日目
4/23 生後4日目
4/24 生後5日目
4/25 生後6日目
4/26 生後7日目
4/27 生後8日目
4/28 本日生後9日目
ちゃんと成長しています。
ふ化した時の体重は平均70~80gなので
61gはかなり小さいです。
冒頭に戻って
何がついに、念願なのかというと…
現在、当館でのフンボルトペンギンの繁殖は
血統の偏りを防ぐためにペアを制限して行っています。
今いる個体の中で
仔を残すことができるペアは2ペアしかいません。
そのうちの1ペアである
「マラドーナ」×「247」番の繁殖は
4年前から始まりました。
毎年、産卵もあって
有精卵率は100%!!!
とっても相性の良いペアなのですが、
ふ化する前に死んでしまったり
ふ化しても先天性の疾患があってすぐ死んでしまったり
ヒナのサイズが小さいのも悩みの種ですが、
これは247の体質的な部分が大きく
こちらとしては成す術がない、というのが現状でした。
そういった色々なことがあって
過去3年間、仔を残すことができませんでした。
そして、今回も有精卵率100%は維持。
なんとか無事にふ化を願っていました。
4/20無事ふ化してくれた喜びもありましたが
またサイズが小さいということでのトラウマや
体重が減ってしまっている3日目までの間
もう全然安心できない!!!
4日目にやっと体重が増えて
あー、これでもう大丈夫だ。と
なんとなく、勘ですけど。
その後は毎日ちょっとずつ増え続けて
やっと公表できるー!!!と嬉しさがこみ上げてきました。
フンボルトペンギンは1回の繁殖で2卵産みます。
今回も2卵生まれていて
1卵目は托卵といって、他のペアに育ててもらうことにしました。
他の仔を残せないペアも産卵後は擬卵を使って、
抱卵をしていたのでタイミングの良いペアに預けました。
抱卵が安定しないペアもいます。
卵を巣に置いて2羽ともプールで魚を食べに行ってしまったり
その間に卵が冷めて、途中で死んでしまうこともあるので
抱卵が安定しているペアで今回はちょっと変則的で
「ビー」×「エル」
「ベッカム」×「234」番
「ハルキ」×「ぽくちゃん」の順番で
抱卵をしてもらっていました。
今回のヒナの母である247番と
同じタイミングで「ニナ」も産卵していたので
本当は「一休」×ニナのペアに托卵しようと思っていたのですが
抱卵が安定しなかったので
ふ化前日くらいに入れ替えて、子育てはやってもらおうと思っていました。
そしたら、なんと
ふ化予定日前日に
ぽくちゃんたちのところでふ化しちゃったんです(笑)
そのままハルキさんとぽくちゃんにやってもらうしかなくなりました。
初めての子育てで大丈夫かな?と思ったのですが
誰にでも初めては来ますから。
予定より早く初めてが来ちゃっただけです。
今のところ、ぽくちゃんよりハルキさんのほうが
ヒナへの給餌は上手です!
ハルキさんが給餌をした後はヒナのお腹がパンパンになっていたので、
上手くヒナにあげられている証拠ですね◎
ぽくちゃんと交代しながら順調に子育てできていますし、
ヒナも育っています。
ハルキさんたちも擬卵を使った抱卵の練習はしていましたが、
子育ては練習ができないので今回の経験は
おたる水族館のフンボルトペンギンたちの
未来に向けて、とても価値のあることだと思います。
さて、生みの親であるマラドーナたちが温めている2卵目は
残念ながら、ふ化することはできませんでした。
抱卵は安定していたので、とても残念です。
また、次の繁殖で子育てまでできることを願っています。
まずはマラドーナたちの仔が残せてよかったです。
おめでとう!
まだ、ふ化して9日ですが
無事に成長して皆さんにも姿を見せられる日が待ち遠しいです♪
生みの親であるマラドーナ、247番
卵を温めてくれたビー、エル、ベッカム、234、ハルキ、ぽくちゃん
8羽のペンギンたちが繋いできた命です。
これからも巣立ちまで子育てをするハルキさんたちの応援もお願いします!
【海獣飼育課 濵】
最近、結構フンボルトペンギンたちも
しゃっけープールの岩に登っている印象があります。
今朝はブーちゃん(ブ太郎)が一番上に立っていましたね。
海を眺める背中がなかなか格好いいですよ。
ブルブルしたり
こちら側を向いても格好いいですよ。
そんな感じでブーちゃんを見ていたら
ベっちゃん(ベッカム)参上。
「ちゃん」付けがち(笑)
格好いいですね。
今日のペンギンショーでの出来事なのですが、
すごいマニアックな話をしますと、
ブーちゃんが滑り台をやったり
「リティ」さんが高い飛び込み台から飛び込んだり
初めてが2つもあってちょっとびっくり!
この前は「206」が初めて滑り台の階段を登ってきたりもして
(途中で降りていったので滑り台はやっていない)
最近、ペンギンたちの行動に多様性が…!!!
素晴らしいことです(^^)
【海獣飼育課 濵】
みなさん、シーグラスってご存じですか!?!?!?
シーグラスとは、ガラスの破片が波で角が取れてにごりガラスのようになったものです。
私は北海道で35年間生きてきて、シーグラスのことを全く知りませんでした!!
私がシーグラスを知ったきっかけは、今年に入って他部署の先輩飼育員の方からその存在を教えてもらったことがきっかけです。
今はハンドメイドが普及しているので、シーグラスで作品やアートを作ってインターネットやハンドメイド展で売られているようで驚きました。
さて、そんなシーグラス・・・。
なんと先日、本館1階の旬コーナーで展示生物入れ換えのために新しく水槽を準備していたところ・・・水槽の底に敷く砂の中からシーグラスが出てきました!!
今年に入って知ったシーグラスと仕事中に出会えるなんて、なんと運命的な!!!!!
(感激、感動のあまり水族館のX(旧Twitter)にもアップしてしまいましたし、このブログに初挑戦するきっかけにもなってしまいました。)
この運命的な出会いを秘密にしておくのももったいなく、何より飼育員の仕事の一つは自然とお客様の架け橋になることです。
ので、運命的な出会いを果たしたシーグラスはそのまま展示することにしました◎
本館1階の旬コーナーの稚ウニの水槽内に入っていますので、水族館にお越しの際は是非ご覧ください♪♪
【魚類飼育課 渡邊】
4月1日は4ヶ月前に大阪府の海遊館さんからやってきた
ワモンアザラシ「ミゾレ」、3歳の誕生日でした◎
浮きのおもちゃをプレゼントするということで
当日に来館された皆様にメッセージを書いていただきまして
こんなにびっしりと
カラフルなプレゼントが完成しました!
ミゾレ氏に渡した時は
普段経験したことのないくらいのたくさんのお客様を前に
「ミゾレ氏緊張モード」が発動して
プールの底をぐるぐる泳ぎまわり、浮上回数も減って
おもちゃどころではなさそうだったのですが
誕生日イベント後、
落ち着くと思ったよりおもちゃに興味を持って遊んでいたようです(^^)
本日もプレゼントをプールに入れまして
遊んでいるところを撮影しようと夕方行ってみると…
なんか遠いですねえ。
お!遊ぶか?
遊んだら?
近づくときもあるけど…みたいな(笑)
なかなか欲しいショットは撮れません。
あ、ちょっと
呼んではいないです。
おもちゃで遊んでいるところ撮らせてほしいんですけど。
違うの?と
プールに戻っていきました。
すると!
飼育員の思いが通じたのでしょうか!
それそれ!!!
そういうのを撮りたかったんですよ!!!
ありがとうございますー!!!
吻先で浮きをちょっと押すミゾレ氏です。
一瞬でしたが、一応遊んでいましたよ感のある一枚が
撮れたのでOKです◎
今後も日替わりで今回のプレゼントもプールに入れます。
今のところ、ミゾレ氏の反応が良さそうなのは
黄色いトレイと今回の浮きです。
改めて
3歳おめでとう!
これからもどうか健やかに!
【海獣飼育課 濵】
冬の間、イルカスタジアム横で「ペンギンの雪中さんぽ」を
頑張ってくれたジェンツーペンギンたちが
海獣公園に戻ってきました。
今年度も無事に13羽揃って戻ってくることができて良かったです(^^)
早速しゃっけープールの岩場に登っています。
いつまで外に出せるかな。
気温が高くなってきたら、
ジェンツーペンギンたちは
室内の冷房設備のある部屋での飼育になります。
まだしばらく出せると思うのですが
開館後は
フンボルトペンギンの「ペンギンの海まで遠足」の兼ね合いもあって
外に出せるとしたら午後になると思います。
ジェンツーペンギンをガラス越しでなく見られるのは
北海道の気候ならではだと思うので
ご来館の際はぜひ、気温次第ではありますが
午後を狙っていらしてください◎
【海獣飼育課 濵】
フンボルトペンギン「131」番(手前)と「90」番です。
なかよし高齢ペアです。
2週間ほど前まで、ここに「平次」も一緒にいたのですが
空いていた近くの巣に
引っ越しました。
空いていたといっても
ここは昔、平次と「かず」がペアだった頃に
使っていた巣で
そういえば、ここ俺の巣だったわ
と思い出したのかもしれません(笑)
かずと別れてから、なんだか一気に老けてしまって
食も細くなりました…
飼育員に連れられてプールに入る以外は
もうずっとここにいます。
平次も今年31歳になりますから、十分おじいちゃんなのですが
誰かペアになってくれるといいね。
かずと別れた理由はこちらから
最高齢36歳の「62」番も元気です(^^)
【海獣飼育課 濵】
ワモンアザラシのルルぽん(ルル)です。
すんごい首が曲がりますね(笑)
珍しくこちらを見て留まっています。
今日は餌の少ない日なので
お腹が空いていただけかもしれません。
当館の動物たちは
毎日同じ量の餌を食べているわけではありません。
野生のアザラシたちは運よく魚をいっぱい獲れる日もあれば
全く魚を食べることができない日もあると思います。
それを再現するために餌の量を日によって変えたりしています。
今日は少ない日というわけです◎
前肢をガラスにつけて留まっている姿が可愛らしいルルぽんでした(^^)
ふと横を見ると…
ピセもいますけど。
という感じで見られていました(笑)
海遊館さんからやってきた「ミゾレ」氏が
すごく色々な種目ができるので
ルルピセもなんかできるようになろうか、と思い立って
ルルは水中でくるっと回転ができるようになりました。
ピセはあまり乗り気じゃないです。
【海獣飼育課 濵】
先週、日本海は大荒れで
海獣公園沖のトド岩も下の方は海に沈むくらい波も高くて
大変でした。
野生のトドやアザラシたちは
海が荒れる前に沖へと避難するようなのですが
3日間くらいはずっと荒れていたので
さすがに疲れたのではないでしょうか。
やっと海が落ちついた昨日、
今季最多のトドがトド岩に上陸!
すごーい!
と思っていたら
今日はさらにたくさんのトドが
ざっと数えた感じ60頭はいました◎
すごいすごい!!!
ここ数年は多くても20頭ほどだったのですが
数年振りにこんなにたくさんのトドたちがやって来てくれました!
大時化で疲れたあとののんびりタイムを過ごしています。
鳴き声もとてもよく聞こえます。
当館の公式YouTubeには動画もアップしましたので
そちらだと鳴き声も聞こえます。
最近はSNSのコメントなどを見させていただきますと
トドについて興味を持っていただけている方が
増えてきているようで嬉しい限りです。
これを機にトドの現状(個体数や漁業被害、焼き印など)を
調べていただきまして、より一層トドへの知識を深めていただけると
飼育員はさらに嬉しいです(^^)
【海獣飼育課 濵】
「131」番「90」番のペアと「平次」の
のんびり暮らしている3羽のなかよし写真が
溜まってきたので一挙公開!
時々、平次さんの機嫌が悪いようで
131と90に攻撃的なことがあるのですが…
まあのんびり暮らしております。
放っておくと3羽とも
プールにも入らずずっと寝ていて
体が汚くなるので
気温が高めの日は1羽ずつ抱えてプールまでお連れしています(笑)
そして、それぞれ体を洗い終えたら、自分でこの場所に帰ってきます。
ちなみに、「62」番は1羽でこちらものんびり暮らしています。
そして62は自分で毎日プールに入ります。
健康元気おばあちゃんです(^^)
もともと長年連れ添った「41」番と死別した後は
1羽でのんびり暮らしていたので特に落ち込んだりはしていません。
集団行動を取る動物とはいえ、個性はあるようです◎
【海獣飼育課 濵】
今朝は海獣公園沖のトド岩の前を何頭かの野生のトドたちが泳いでいました。
午前中はずっといましたが、午後になるといなくなってしまいました。
夜からはまた天気が荒れる予報なので
時化に備えて沖の方に避難したのかもしれません。
最初2グループいたのですが、
一緒になったのかな。
遠すぎてよくわからず…
この前肢を突き上げて浮くのは
何故なんでしょう。
当館のメスの「麦」もよくやっているのですが
意味のない行動はしないと思うので
何か意味はあると思うのですが
よくわかりません。
遠いとシャチの背鰭みたいで一瞬びっくりします。
10頭くらいはいたのかな。
冬のおたる水族館にご来館の際は
ぜひ、海の方も眺めてみてくださいね(^^)
【海獣飼育課 濵】