見てください。
ここ、「平次」と「かず」の巣だったのに…
おトワちゃん(トワ)が入っている…
話は遡ること5日前
朝、ペンギン舎に入ったら
おトワちゃんとかずが一緒に巣に入っていたわけですね。
平次は遠くにポツンと1羽でいました。
「平次なんでこんなところにいるの?」
お昼になっても、夕方になっても
おトワちゃんが巣を陣取っているわけですね。
「もしかして、平次負けちゃったの?」
そうなんです。
ついに負けちゃったんです。
おトワちゃんが前々から、あの巣を狙っていたのは
知っていたし、時々巣に入っていたりしたけど
平次が戻って来るとおトワちゃんが追い出されていたのです。
でも、ついに平次が追い出されてしまったのです。
遠くでポツンと過ごす平次。
いつもの場所にいる5日前までおトワちゃんのペアだった「62」番。
すっかりおトワちゃんとペアになったかず。
何だったんだよ!!!ってなっている飼育員。
しかも巣材全然運んでいないし、やる気なくない?!ってなっている飼育員。
野生動物の世界、厳しめです。
弱いものは残っていけないのが野生動物の世界なのです。
なので、おトワちゃんにはひどいよ、と言ってはいけないのですが…
平次ももうおじいちゃんだし、2歳のおトワちゃんには勝てなかったね。
そして、野生動物の素晴らしいところは
負けたら受け入れるところです。
勝敗が決まったらそれ以上は争いません。
こんな感じで勝敗は突然に決まったりします。
そして、それぞれまた新しいペアを作って暮らしていきます。
良い例が「131」番と「90」番のペアですね◎
131番と90番の穏やか老後生活については過去のブログでも
何度か触れていますので、ぜひ遡ってみてくださいね!
今日もなかよしでした(^^)
おまけの1枚
昨日13歳の誕生日だったイヴイヴ(イヴ)
名前の由来はお気づきですね?
【海獣飼育課 濵】