餌の準備
毎日欠かせない仕事の1つが動物達の餌の準備です。
海獣公園では1日に700kgの魚を使います!
ホッケ、イカナゴ、コマイ、ニシン、イカなど、動物達の食べる量に合わせて様々なサイズのバケツに取り分けていきます。
できるだけ鮮度を保てるように、冷凍された餌を昨日の夕方から台所に出して、ゆっくり自然解凍をおこなっています。
冬の仕事
冬の海獣公園は封鎖されていて、ご覧頂くことができません。冬は何もしていないと思われるかもしれませんが作業内容はあまり変わりありません。
お客様がいないのでショーはやっておりませんが代わりに来年度の営業準備や、動物達のトレーニングを行っています。冬のトレーニングはスタッフにとっては寒くて厳しいですが、トドやアザラシは元気いっぱいです!
アザラシプールは大波がきますのでアザラシ達は別のプールに引っ越しています。
トド、アザラシ、オジロワシなどの野生動物が遊びに来る事こともあります。
ショー
海獣公園ではペンギン、アザラシ、トドのショーを行っています。また1日2回、「セイウチの食事タイム」も行っています。
ショーの時間はお客様に動物達の魅力を存分にお伝えできる最高の時間でもあり、動物達の健康状態を見極める重要な時間でもあります。そのため、スタッフはすごく集中していますので、疲れてしまいますがお客様の笑顔、歓声をいただけるとそんな疲れもどこかへいってしまいます。
また、トドショー終了後には、デビューを控えたトドのトレーニングも行います。「トドはどうやってダイビングを覚えるの?」という疑問をお持ちの方はぜひトレーニングをご覧ください。意外なトドの性格もご覧いただけると思います。
大きな体で、ちょっと怖いというイメージがありますが実は優しい性格をしているのです。トドショーでは近くでご覧いただけますのでぜひトドの目をみてみてください!
体重測定
動物達の体調を管理するために欠かせないのが体重測定です。
小さなペンギン、大きなトドやセイウチなど、動物の体の大きさによって使う体重計の種類を変えています。
測定をする際は、体重計をセットする係、動物を誘導する係、数値を記録する係に分かれて行います。素早く、正確に測定するためには、スタッフ同士のチームワークが重要になってきます。
海獣公園で一番重たいセイウチの「ウチオ」くんは体重が1300kgもあります。一番、軽いのはフンボルトペンギンの雛で、生まれたばかりの頃は、たったの100g程しかありません。