トドプールで「ハル」がブロックの上で寝ています。
隣のブロックでは「むぎのこ」ちゃんが
ハルのまねをしていました。
でもすぐに寝るのはやめて
自分の後肢を追いかけては
ガブッ
追いかけては
ガブッ
を繰り返して遊んでいました。
自分のしっぽを追いかけてしまう犬の動画を
見たことがありますが、
本当にそんな感じで
しばらく遊んでいました。
新しい遊びを発見したようです。
【海獣飼育課 濵】
自分で魚を食べるという試験に
無事合格したので
お客様に見えるところに
雛(手前)が帰ってきました。
あとは泳げるようにならないとね!
泳がなければという使命感なのか
泳いでみようかなという好奇心なのか
自分からプールに近づいていきます。
手伝ってやろうか?と言っているかのように
兄ちゃんにあたる「へい」ちゃん(右)がやってきました。
しかし、雛は自分のタイミングで行くから放っておいて!
と怒ります。
手伝ってやるって!としつこい兄ちゃん(左)
結局プールに落とされてしまい、
大パニックの雛、
それを見ている兄ちゃん(右)
プールに入ってからもちょっかいを出してくる兄ちゃん
なんとか陸に上がることができましたが
上がってからもついてくる兄ちゃん(右)に
ついてこないで!と雛は怒っていました(笑)
【海獣飼育課 濵】
トドショーです。
ようやく落ち着いた「鉄平」さんです。
岩登りダイビングもばっちり◎
トレーナーを見つめる表情は
真剣そのものです。
これは魚を見つめる真剣な表情です(笑)
長かった発情期も
ようやく落ち着いたようで
6頭でのトドショーをお送りできております。
トドショープール隣のトドプールでは
換毛(毛の抜け変わり)に入ったトドたちが
揃って寝ていました。
何故か扇形に並んでいます。
「むぎのこ」ちゃんも母ちゃんと一緒に寝ていました(一番左)。
魚くれー!とアピールしているのは
「小麦」(左)と「麦まる」の2頭だけでした。
イケメン「カムイ」も換毛中です。
【海獣飼育課 濵】
トドプールに
なんまらでかいトドが寝ています。
ついに「カムイ」が
出てきたのです。
カムイとは
2014年の元旦に
野生から迷い込んだ♂のトドです。
推定12歳の立派なトドです。
今、おたる水族館で一番でかいトドです。
今までは室内でトレーニングなどをして
過ごしていたカムイ。
繁殖に向けてトドプールに移動したのが昨日。
とにかくでかい。
そんなカムイは飼育員の中でイケメンと評判◎
野性味あふれるワイルド系イケメンです。
室内にいたときからきゃーきゃー言っていました(笑)
ちなみに
カムイとはアイヌ語で「神」を意味する言葉です。
元旦に突然外海からやってきたその姿は
大きく、たくましく、神々しく見えたそうで
この名前をつけたと当時の飼育員は言っていました。
かっこいい・・・
素敵・・・
新しいボスとなる
カムイも要チェックですよ!
【海獣飼育課 濵】
すごくおしかったんです。
足が全部浸かるくらいまでは入っていたんです。
でも、頑なにプールに入らないんです。
他のペンギンや飼育員から逃げる時も
絶対プールに入らないで
狭いペンギンとペンギンの間を抜けたり
徹底しています。
そろそろ泳いでいるところも見たいなー
と思っています。
正面から見るペンギンも
可愛いんですよねー。
可愛いですよねー。
上からも可愛いんですよねー。
まだ少し残っている綿羽がぱやぱやしていて
それもまた可愛いんです。
ついでに横向きでも可愛いんですよねー。
尾羽ももうしっかり伸びました。
そんな感じで雛の写真を撮りまくっていると
「ダディ」さんがやってきて
すごい睨まれました(笑)
日中も泳がないかな、とこまめに観察しましたが
全然泳ぐ気がなさそうでした。
気長に待ちます。
【海獣飼育課 濵】
今日の雛です(右)
左は育ての親「やっこ」さんです。
もうおとなと変わりませんね。
綿羽(雛特有のふわふわの羽)も
もうこれだけ。
2ヶ月でこんなに大きくなりました。
でもまだ筋肉や脂肪が伴っていないようで
皮がだいぶ余っています。
どうやって雛を見分ければいいのか。
雛は繋がっていないはずの頭の帯模様も
この雛はしっかり繋がっちゃっています。
そんな時には目を見て下さい!
これが雛の目。
これはもう1羽の育ての親「ひな五郎」の目。
目の周りをよく見てみると
おとなのペンギンたちは白く囲まれています。
もう一度雛の目を見てみると
白く囲まれていません。
これも雛の特徴です。
帯模様は繋がっちゃっていたけど
ここはさすがに雛でした。
というわけで
よーーーーーく見れば分かります!
【海獣飼育課 濵】
またしばらく日をあけて
3日前にショーに出してみた結果
オラオラ全開で大暴れ(笑)
本日3日ぶりにショーに出た「鉄平」さん(右手前)。
鉄平さんは発情期になぜか「キタロー」を追い回すので
キタローはショーをお休みさせて
鉄平さんを出しました。
しかし、
隙あらばキタローを探します。
いないのに。
ダイビングするトドたちの中に
キタローがいないかチェックします。
いないのに。
ようやくキタローがいないことに気づいたのか
後半はしっかりショーに参加していました。
そして、落ち着かない鉄平さんに便乗して
帰らないよー、と
調子こき太郎(こじろう)降臨。
そして、こじろう(下)が帰らなければ
悪い遊び仲間の「ヒロ」(上)も帰らないという
お決まりの流れです。
本日1回目のショーの出来事。
この結果を受けて
2回目のショーは鉄平さんお休みでした(笑)
今年の発情期はなかなか長いですー。
【海獣飼育課 濵】
ジェンツーペンギン「のん」ちゃんです。
のんちゃんと呼んでいますが♂です。
のんちゃんは昨年11月に
愛知県の「のんほいパーク」というところから
やってきました。
飼育員になかなか慣れず
逃げてばかりだったのんちゃんは
1ヶ月ほど前からは
飼育員から魚をもらって食べられるようになりました。
(今までは置いてある魚を自分で食べていました)
そして、最近はかなり距離が縮まって
こんなに近くまで来るようになりました。
全然怖くないよ、と
くちばしでつついてきたりしますが、
こちらから少しでも近づこうものなら
ダッシュでいなくなります(笑)
じっとしている飼育員になら近づける
そんな距離感のようです。
話は変わって
フンボルトペンギンたちはもう半分以上が
換羽(羽の抜け変わり)に入っていますが
ジェンツーペンギンは
「へい」ちゃんだけが換羽に入りました◎
体がむくんでまるっとしています。
【海獣飼育課 濵】
現在、発情期真っ只中のトドたち。
今、最も落ち着かないのは「鉄平」です。
しばらくショーをお休みしてもらっていましたが、
そろそろ出すか!と出したら
いい感じに暴れてくれました(笑)
オラオラしています。
今日は「こじろう」(右)が追いかけられていました。
ちなみに、こじろうと「ヒロ」(右)は
ショー終わりに
帰らないで遊ぼうぜー!と
残って遊んでいる悪い仲間です(笑)
今日、ヒロは調子に乗って鉄平さんに
ちょっかいをかけたら
思いっきり怒られて
一日中しょんぼりしていました(笑)
リーダーだった「モンキチ」が5月に他界して
現在、おたる水族館のトドたちの中で
一番強いのは鉄平さんなので
誰も勝てません。
【海獣飼育課 濵】
8月18日まで
「ペンギンの海まで遠足」は中止をしています。
何故なら・・・
今年も換羽(羽の抜け変わり)の季節がやってきたからです!
年に一度の一大イベント。
一年で一番体力を消耗する1ヶ月。
換羽中のペンギンは
こんな感じです。
換羽に入ったなという判断基準は
体重の増加と体のむくみです。
おたる水族館では一週間に一回、全羽体重測定をしています。
ちゃんと一羽ずつ自分で体重計に乗ってくれます。
体のむくみが一番わかりやすく出るのは
翼です。
換羽前
換羽中
全体的に大きくはなるのですが
とにかく翼が分厚くなります。
換羽中は水に入らなくなるので
遠足は中止というわけです。
換羽が終わると
こんな感じです。
白と黒がとっても綺麗!
触り心地もふわふわですべすべ!
ちなみに「ビー」です。
換羽前のペンギンと比べると
こんな感じです。
右側がビーです。
お客様のなかには
「ペンギンって意外と茶色いんだね」と
おっしゃっていることもありますが、
換羽後が黒です!
綺麗な白と黒です!
1ヶ月後には換羽の終わったペンギンで
いっぱいになっているはずです!
「ペンギンの海まで遠足」は8/19から再開します!
【海獣飼育課 濵】