Author Archives: 濵夏樹

北海道はもうだいぶ気温が下がりました。

 

海獣公園は風も割と強く吹いているので

結構寒いです。

結構というか、寒いです。

ご来館される方は防寒をしっかりして

お越し下さいね◎

 

 

気温が下がれば

海獣公園ではこんな光景が見られるようになります。

 

外で過ごすジェンツーペンギンです!

 

ジェンツーペンギンは南極大陸周辺の

非常に寒い地域に生息する種類なので

暑い時期は室内でクーラーを付けないと飼育が困難です。

 

ですが、気温が15℃以下くらいになれば

外に出せます。

 

ガラス越しでないジェンツーペンギンを

ご覧いただくことができます!

 

 

ちなみにフンボルトペンギンも一緒にいます。

 

ジェンツーペンギンと一緒に泳ぐ

フンボルトペンギンが見られたり、

 

フンボルトペンギンと一緒に泳ぐ

ジェンツーペンギンが見られたりしちゃいます!

 

 

本格的な冬の間は

海獣公園が閉鎖になるので

フンボルトペンギンとジェンツーペンギンを一緒に見ることができるのは

この時期と春先だけですよ。

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

毎年恒例の

アザラシの引っ越しが

昨日終わりました。

 

冬の日本海は荒れに荒れて、

アザラシたちが波にさらわれてしまう可能性があるため、

冬の間は高台のプールに避難させています。

 

引っ越しに向けて

一カ所に集められたアザラシたち

 

毎年のことなので

アザラシたちも緊張することもなく

余裕の表情で待ち時間を過ごしていました。

 

 

順番に引っ越し用の檻に入っていきます。

 

クレーン車で吊り上げたら、

冬用プールで移動です。

 

クレーン車待ちのアザラシたち。

 

今年生まれの「カツオ」の

お父さん「なみへい」(右)と

お母さんの「かーさん」を発見しました◎

 

 

無事にみんな冬用のプールに引っ越すことができました。

引っ越し後も魚をしっかり食べて元気そうでした!

 

春まではお客様にご覧いただくことはできませんが、

元気に冬を越せるように飼育員一同頑張ります!

 

 

おまけの1枚

「なみへい」に似てきた「カツオ」ちゃん

 

 

【海獣飼育課 濵】

お久しぶりです。

コマイ道場です。

 

ついに、この日がきました。

 

 

その前に・・・

 

 

1週間前の「カツオ」ちゃんです。

 

実は、この日から

切っていないカレイを急にばくばく食べ始めました。

それまでは、食べたかも程度だったのが、

本当に急に食べ始めたんです。

 

そこで、カツオちゃんには最終試験を受けてもらいました。

この日から1週間、切っていないカレイだけを食べて生活してもらう

という試験です。

 

 

そして、今日が最終日でした。

 

カレイ待ちのカツオちゃん。

 

 

お魚くわえたカツオちゃん~♪

 

 

 

 

食べまくっています。

 

 

ちなみに、カツオちゃんが

何故、急に切っていないカレイを食べたのかというと

 

カレイの食べ方がようやく分かったからです。

 

でも、私たちが思っていたものとは違いました。

他のアザラシたちと同じように

前肢を使ってちぎりながら食べるようになると思っていたのですが、

カツオちゃん独自の食べ方を編み出しました。

 

カレイを噛み噛みしながら、器用に折りたたんで食べるんです(笑)

器用すぎる、カツオちゃん。

 

それを編み出してからは、ばくばく食べました。

 

 

先ほど、最後のカレイを食べ終えたのを

無事に見届けて

約3ヶ月半の長かった修業が終了しました。

ついに卒業です。

 

コマイ道場の看板も取り外しました。

 

明日からは、カツオちゃんの餌やりも解禁です!

ときどきカレイはあげようと思います(笑)

 

カツオちゃん、おめでとう!

 

 

【海獣飼育課 濵】

今年生まれのフンボルトペンギン「ハルキ」さん。

 

今日はひたすら他のペンギンを追いかける遊びをしていました。

名付けて、勝手に鬼ごっこ!

追いかけられるほうはとても迷惑そうです。

 

すごい勢いで追いかけてきます。

 

逃げるほうも必死です。

 

逃げる「おカル」

 

おカルを見失う「ハルキ」さん。

 

「はっさく」や「バウアー」も同じように追いかけられていました。

しかもめちゃくちゃしつこい。

 

次のターゲットを探すハルキさん。

他のペンギンたちはハルキさんと目を合わせないようにしています。

 

誰もがハルキさんと関わらないようにしています。

 

誰も遊んでくれなくなったハルキさんは

なんだか切なく見えました(笑)

 

まだ0歳、こどものハルキさんは

体力が有り余っているようです。

 

 

【海獣飼育課 濵】

まだコマイ道場にいる「カツオ」ちゃんです。

 

最近は切っていないカレイも

あげてみたりしているのですが、

 

 

 

カレイを無視して

戻ってきます。

 

これじゃない餌を要求してきます。

 

 

取り残されたカレイが

なんとも切ないです…

 

 

その後も切っていないカレイを

あげ続けたら、

 

 

いじけてしまいました。

とても不満そうです。

 

 

まだ卒業の時ではなかったようです。

だいぶ頑張っているとは思うのですが、

あと少しが進みません。

 

明日も頑張りましょう。

 

 

【海獣飼育課 濵】

海獣公園のアザラシ館には

2頭のアザラシがいるのですが、

 

ワモンアザラシという種類で

世界18種類いるアザラシのなかで最小種なのです。

 

それゆえに

よく赤ちゃんアザラシだと

誤解されてしまうのですが、

 

当館の「ルル」と「ピセ」は

もう立派なおとなのアザラシです◎

 

ルルは目が近いです。

ちなみにおたる水族館生まれですよ。

 

 

 

 

なんか、

笑顔が引きつっている人みたいな写真になってしまいました(笑)

 

性格的にはビビり体質です。

びっくりしている時の顔も可愛いんですけど。

 

 

「ピセ」は好奇心旺盛で

人にも割と寄ってきます。

 

ルルに比べると

ふわっとした顔をしています。

 

 

可愛いけど、

赤ちゃんではありません。

 

 

今年生まれたのは

コマイ道場にいる「カツオ」ちゃんです!

 

 

おまけの一枚

風船みたいなルル

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

腹筋ペンギンで

有名になった「へい」ちゃん。

換羽も終わって、今が一番きれいなへいちゃんです。

 

少し翼をぱたぱたさせた後、

この体勢のまま動かなくなりました。

 

生で見ていても

静止画のように動きません。

 

しばらく見ていると

 

足元にやってきて

 

ジェンツーペンギン特有の

「はぁぁぁぁ」といいながらお辞儀をする

挨拶をしてくれました。

 

ずっと近くにいるけど、

目を閉じて

なんか頭が時々下に下がる…

 

ちょうど人が眠い時に

頭がこっくりこっくりするような

 

ZZZ

 

そのまま寝てしまいました(笑)

やっぱり眠かったみたいです。

 

おまけの一枚

「マイケル」の尾羽が少し伸びてきました!

どうもコマイ道場です。

 

実は

まだ

「カツオ」ちゃんが修業しています。

 

 

でも、だいぶカレイを食べられるようになってきて

以前はホッケを混ぜながらやっておりましたが、

最近はカレイだけでも食べてくれるようになりました◎

 

 

 

 

まだ切ったカレイしか食べられませんが、

それでもしっかり食べています。

 

カレイの食いが良すぎて

写真に撮るのも一苦労。

あげたらすぐ食べちゃう。

もはや食べ終わったあとの写真ばっかり撮れちゃう。

 

 

そのくらい、

カツオちゃんがカレイを克服してきたということですね!

 

あとは細く切っているカレイを

少しずつ太くしていって

切っていないカレイを食べられるようになれば

卒業できるのですが…

 

カツオちゃんが食べられるようになるのが先か

カレイの在庫がなくなるのが先か…(笑)

 

明日もがんばれ、カツオちゃん!

 

【海獣飼育課 濵】

これは・・・

 

 

そうです。

ほぼ換羽が終了した「マイケル」です。

 

初めての換羽を無事終えようとしています。

 

ほぼ、というのは

尾羽がまだ生えてきていないからです。

尾羽のないぷりぷりのお尻です。

 

目の周りもしっかり白く縁どられ、

頭のの帯模様も太くしっかりつながりました。

 

おとなの顔です。

 

他のペンギン達も続々と

換羽に入っています。

 

 

「せい」ちゃん。

換羽中は顔が別人(鳥)になるので

その時のポーズによっては

個体識別にちょっと自信がないです…

 

換羽中は翼に付けている名前のバンドも取っています。

 

「ナディ」さん。

 

こちらは腹筋ペンギンで話題の

「へい」ちゃん。

 

しかもこの3羽は姉弟なので

顔も似ていてよりわかりづらいです。

 

 

まもなく羽が抜け始める予定の「ピースケ」。

換羽前でプールに入っていないせいか

全体的に黄ばんでいます。

 

 

最後に

まだ換羽に入っていない「のん」ちゃん。

 

みんな無事に抜けかわってほしいです。

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

初めての換羽中

ジェンツーペンギンの「マイケル」です。

 

羽がだいぶ抜けてきて

全身がもさもさしています。

 

体がむくんで

毎日だるそうに寝ています。

 

顔も膨らんで

いつもより大きくなっています。

 

 

換羽では尾羽も抜けかわります。

古い尾羽が2本だけまだ残っていました。

 

新しい尾羽が生えてくるまでは

お尻がぷりぷりしているのがとてもかわいいので

年に一度のひそかな楽しみです♪

 

 

【海獣飼育課 濵】

フンボルトペンギンに続いて

ジェンツーペンギンも

換羽(羽の抜け換わり)の時期になりました!

 

まだ1羽だけなんですが、

 

昨年生まれの「マイケル」です。

マイケルは今年が初めての換羽です。

 

体全体がむくんで

顔も腫れぼったい。

 

換羽が終わると

うっすらとしていた

目の周りの白色(幼鳥の特徴)が

はっきりするはずです。

 

 

フンボルトペンギンたちも半数以上が換羽に入っています。

「210」番

 

「マラドーナ」

 

「176」番

 

「ブライアン」

 

みんな、暑い中頑張っています◎

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

 

夕方のトドショープール。

「レオ」が残っています。

 

 

レオの見つめる先にあるのは…

 

 

トドプール(メスしかいない)です。

 

 

そうです。

レオは現在、発情期真っただ中!

 

トドショーに出ているトドたちは

みんなオスなのですが、

他のトドたちの発情期は最近、だいぶ落ち着いてきました。

 

レオだけ発情期がずれてしまったようです。

先輩飼育員によると

レオが発情でこんなにメスにくぎ付けになるのは

初めて!とのことでした。

 

レオは今年8歳になりましたが、

トドの性成熟は6~7歳くらいといわれているので

8歳は多分イケイケな年齢(笑)

発情が顕著に出たのはこれが原因?!

 

水中からもメスたちを見つめます。

 

 

トレーナーとしてはショーに集中してほしいと思うのですが、

こればかりは仕方ありません。

レオもおとなになったということですね!

 

 

水族館での繁殖は順番に行っていきます。

トドはハーレムを作るので複数のオスを

一緒に繁殖させるとボスを決める激しい戦いが始まってしまうのです。

(ちなみに次のボスはカムイ)

発情期のトドたちの戦いは

人である私から見ると

激しすぎて、動きが速すぎて、力が強すぎて

結構引きます(笑)

野生動物半端ないです。

 

レオはまだ待っていてね。

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

どうも!コマイ道場です!

 

まだいます。

道場生の「カツオ」ちゃんです。

 

コマイ道場なんですけど、

カツオちゃんはカレイ修業をしています。

 

 

左がカレイを切ったもので

右がホッケを切ったものです。

 

最初はもっと小さく切っていましたが、(ヒレを嫌がるのでヒレも切ってあげていました)

少しずつ大きく切っていって

今日は下の細長く切ったものも食べました◎

 

カレイだけだと、

ぺっ、と吐き出すのでホッケに紛れさせてやっています。

カレイに合わせてホッケも小さく切ったり、

細長く切ったりします。

 

そのままのカレイを食べられるようになるまで

あとどれくらいかかるのでしょうか…

 

最新!カレイを食べるカツオちゃん。

 

次、ちょうだい

と見てきます。

 

カレイを食べているにしては

美味しそうな顔をしています(笑)

 

ちょうだいちょうだい

と食欲もばっちりです!

 

 

カツオちゃん、頑張ろうな。

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

今年もこの季節がやってきました!

 

換羽です(羽の抜け換わり)!

 

換羽に入ると体がむくむので

一時的にとっても大きくなります。

体重もいつもより1キロ以上重くなります。

 

換羽中は水に入らなくなるので

「ペンギンの海まで遠足」は7月17日(金)を最後に

1か月の休止期間があります!

次は8月17日(月)までありませんのでご注意を!

 

 

最年長、今年34歳の「41」番も

換羽中です。

換羽はとても体力を消耗するので

高齢のペンギンたちは毎年心配ですが、

今のところ元気に換羽中です◎

 

 

実は今年換羽をしないペンギンも1羽いるのです。

 

 

0歳の「ハルキ」です!

ハルキは来年が初めての換羽です。

それまではおとなと違う模様なので

見つけるのは簡単ですよー!

 

上からハルキを載せておきます。

かわいい(^^)

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

2月20日生まれのフンボルトペンギンについて

性別検査の結果がきまして、

 

 

オスということが判明しました!

 

 

そして、

名前が決まりましたー!

 

見えない。

 

見えない。

 

!!!

 

「ハルキ」です!

 

なんでこの名前になったのかというと

 

ヒントは両親の名前です!

父:チョキ

母:ハル

 

 

もうわかりましたね?

 

翼帯(名札)をつけてすぐは

なんだこれ!と気にしていましたが、

その後は大丈夫そうでした。

 

 

ハルキです。

 

ハルキです。

 

 

 

ちなみに

メスだったら「チハル」にしていましたー!

 

 

【海獣飼育課 濵】

どうも、コマイ道場です。

 

道場生の「ルッツ」が

無事にコマイ道場を卒業していきました。

1か月弱くらいいました。

卒業させられてよかったです。

 

 

さあ、始まりましたよ。

次の修業が。

 

「カツオ」くんです。

 

コマイ道場なんですけれども、

今回は特別に

カレイも食べれるようにしてあげましょう。

特別ですよ!

 

というわけで

カレイ修業をしている最中です。

 

昨日からようやくカレイにも

少し興味が出てきたようで

くわえながら泳いだりしています。

 

くちゃくちゃしてみたりしています。

 

 

今日はカレイの細かくなったものが

ちょっとプールに残っていたのですが、

本体は見当たらなかったので

もしかしたら食べたのかもしれない!という状況です。

 

確実に食べたというのが

わかり次第またご報告します。

 

今月中には

道場を閉められたらいいなー、

と思っていますが

どうなることやら…

 

【海獣飼育課 濵】

どうも、コマイ道場です。

 

こんな三ヶ条まで掲げて

頑張っています。

 

道場生の「ルッツ」です。

修業は順調で

現在は95%

コマイを食べています。

残りの5%は

イカナゴです。

 

そろそろ卒業できそうです。

 

これで

やっとコマイ道場も閉めることができる、

と思っていたのですが

 

彼が戻ってきました。

 

 

今年生まれの「カツオ」くんです。

5月末にコマイ道場を卒業しました。

 

カツオくんは

現在でもコマイをしっかり食べています。

 

 

では、

何故戻ってきてしまったのか。

 

 

実は、最近新たに

カレイを餌に使っているのですが、

これを食べないのです。

 

 

コマイ道場から

カレイ道場に改名しないといけないかもしれません…。

 

まずは、

ルッツを近々卒業させます。

 

そして次の修業を始めます…(涙)

 

 

【海獣飼育課 濵】

「ハルオ」です。

 

ダイビングのトレーニング頑張っています。

 

ダイビング台にトレーナーと一緒に

向かいます。

 

ダイビング台にトレーナーと一緒に

登っていきます。

 

 

ハルオ(通称ハルくん)のダイビングは

変わっています。

 

それいけー!

 

 

 

 

 

 

着水までの

空中で前肢をバタバタします。

 

飛んでいるみたいです(笑)

 

 

ハルくん、ショーデビューに向けて頑張ろうねー!

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

 

 

2月20日生まれの

フンボルトペンギンです。

まだ名前は決まっていません。

(現在、性別検査の結果待ち)

 

2日前の話なのですが、

夕方近くなると

ペンギンたちは家に帰りたがります。

 

ヒナ(もうヒナという大きさではありませんが)も

家に帰ろうとしていたのですが

 

2つのお尻が

見事に入り口を塞いでいました(笑)

 

少し考えた後、

 

一旦諦めたようでした。

(ちゃんとこのあと帰りました)

 

性別どっちだろうね?

楽しみだね!

 

 

おまけの一枚

現在、コマイ道場で修業中の「ルッツ」

なんとか食べています。

ちなみに、すごく嫌そうです(笑)

 

 

【海獣飼育課 濵】

コマイ嫌いを無事克服した

「カツオ」くんは

先日、隣のプールに移動しました。

 

今もコマイを含め、

色々な魚をしっかり食べています。

 

 

そんなカツオくんと

入れ替わりでやってきたのが

「ルッツ」です。

 

ルッツは昨年、浜益というところで

保護されたアザラシです。

ルッツとは、浜益で食べられているユムシ(当館でも展示しています)の

別名です。

飼育員からは結局ユムシくんと呼ばれています(笑)

 

話は戻って

そのルッツが

コマイを全然食べなくて困っていました。

 

そして、

現在コマイ克服修行中です。

 

 

ちなみに

コマイって?

上からホッケ、イカナゴ、コマイです。

何故かアザラシやトドたちは

このコマイを嫌います。

 

 

ルッツは昨年、保護されてから

おばあちゃんアザラシプールで

ホッケやイカナゴ、ニシンなど

コマイに比べるとアザラシたちが

好んで食べる魚ばかりの生活で

甘やかしすぎてしまったので

ころころでパンパンなアザラシになっていたのですが、

(パンパンすぎて前肢が閉じれないくらい)

コマイ修行でだいぶすっきりしました(笑)

 

 

ちなみに、コマイ修行を行っている

こちらのプールは

コマイ道場と化して

こんなものまで作ってしまいました。

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

今朝の「モエ」ちゃんです。

 

何がいいかというと

 

この前肢ですよ。

下の前肢を

床にぺたってしたほうが楽なんじゃないかと

思うのですが、

不思議です。

このほうが落ち着くのでしょうか…

 

おおきなあくびをした後に

 

ん?

 

もう起きる時間かー、と

思っているかのように

目をこすります。

 

 

まだ寝ていてもいいんだよー、と

思いながら写真を撮る飼育員でした(^^)

 

 

【海獣飼育課 濵】

先日、イカナゴとコマイを

食べられるようになった

ゴマフアザラシの「カツオ」くん。

 

次はホッケです!

イカナゴやコマイに比べると

ホッケは大きいです。

 

まだ口の小さいカツオくんは

苦戦するかな?と思っていたのですが

 

写真も撮れないほど

あっという間に飲み込みました(笑)

 

まだある?という感じで

こちらを見てきます。

 

というわけで

ホッケも無事クリアですー!

やったー!

 

そして

おさらいということで

コマイを今日はあげたのですが、

1尾食べたあとは全然食べず。

食べていないのに魚くださいと寄ってきます。

 

実はコマイは他のアザラシやトドにも

あまり人気がない魚です。

理由はわからないのですが、

コマイは他の魚に比べると脂肪分が少なく、

ちょっと固い…。

それが気になるのかもしれません。

 

とはいえ、仕入れる魚は時期によって違いますし、

漁の状況によっても同じ魚が必ず入る保証はないので

色々な種類の魚を食べられるようになっておく必要があります。

 

私たちと同じでアザラシやトドにも

好き嫌いはあるようです!

カツオくんもコマイ以外に

イカナゴやホッケという魚を知ったので

これじゃない魚がいいと思ったのかもしれません(笑)

 

今のうちに

何でも食べられるように

コマイも克服してもらおうと思います…!

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

先日、自分で魚を食べられるようになった

ゴマフアザラシの「カツオ」くん。

 

あの時食べられるようになったのは

イカナゴという魚でした。

 

今度は

コマイという魚です。

くちゃくちゃ

 

くちゃくちゃ

 

ごくん

 

 

くちゃくちゃ

 

くちゃくちゃ

 

ごくん

 

 

コマイの頭が固いのが気になるのか

ガムみたいにくちゃくちゃくちゃくちゃしてから

飲み込みます。

 

ちなみに、カツオくんは

何故か仰向けで魚を食べます。

 

 

とにかく、

イカナゴに続いて

コマイもクリアしましたー!

やったー!

 

 

【海獣飼育課 濵】

3月28日生まれのゴマフアザラシ「カツオ」くん。

いつもこの角のところで寝ています。

 

 

 

 

時々、後肢をぐいーっと広げます。

 

 

最近は同居している「イナバ」の後肢を

追いかけるのがマイブームのようです。

イナバは高齢のおじいちゃんアザラシです。

 

 

そして、

今日はついに

カツオくんが自分で魚を食べました!

 

普通は魚の頭側から食べるのですが、

(尾びれ側からだとヒレやウロコがのどに引っかかって飲み込みづらい)

カツオくんは尾びれ側から飲み込みます。

何故なのでしょう…

 

カツオくんが魚を食べる練習を開始したのは

20日以上前のことです。

意外と時間がかかります。

 

自然界ではこんなに時間がかかったら

死んでしまうかもしれません。

 

飼育下で魚を食べる練習が難しいのは

食べる魚が生きていないからです。

生きている動く魚は本能的に追いかけて食べるようになるのでしょうけど、

動かない魚を食べるようになるというのが

難しいところなのです。

 

お母さんのおっぱいだけで育ったカツオくんですから

まず、魚を飲み込むことから教えないといけません。

 

とにかく、今日

ようやくカツオくんが魚を食べられるようになったことに

飼育員たちは

やったー!という気持ちです(^^)

 

食べられるようになったら、

次々食べていました◎

 

【海獣飼育課 濵】

 

フンボルトペンギンのヒナは

今日、ペンギンショープールで

泳ぎの練習をしました。

 

ペンギンショー種目の浮島の向こうに

どうやったら行けるのか、

ヒナは考えていました。

 

一生懸命チェーンを超えようとしていましたが、

しばらくすると

 

潜ればいいことに気付きました。

 

 

上陸もできるようになったので

ペンギンショープールも

無事攻略できました◎

 

ちなみに、ペンギンショーチームには

ヒナの本当の親である

「チョキ」(左)と「ハル」がいます。

あなたたちの仔はしっかり育っていますよー!

 

 

ヒナの配属先は

ショーチームか

遠足チームか

まだ決まっていません。

 

ショーチームは全体的に

穏やかな性格のペンギンたちが所属しているので

今日初めて会ったヒナでしたが、

ほぼちょっかいを出されることなく

平和に過ごせていました!

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

今日も泳ぎの練習をしました。

もう余裕です。

パニックになったりしません。

すごいです。

 

ヒナのお腹の模様は

こんな感じです。

黒点模様が多めです。

 

 

今日はなんだか

育ての親である「ブライアン」(左)と

「イヴ」(ヒナの後ろ)がずっと近くにいました。

 

もう親子という認識はないはずなんだけどなー、と

思っていたのですが

 

 

!!!

 

ちゃっかりイヴイヴからごはんをもらっています。

 

せっかく自分で食べられるようになったのに…

まだ親子という認識がお互いにあったようです。

 

もう離してから22日も経つのに

自分の力で生きていかないといけないのに

 

離したらかわいそうと思うかもしれませんが、

子育てが長引くとよくないことも起こります。

 

ヒナがいつまでも親から魚をもらおうとして自立できないですし、

親もヒナに魚をあげるので自分の体重が維持できません。

しかも、今回のヒナはもうおとなと同じ大きさに成長しているので

食べる量もおとなと同じです。

しかし、野生動物の親は自分の子孫を残すことに必死なので

ヒナに一生懸命ごはんをあげてしまいます。

さらには、これから迎える換羽(羽の抜け換わり)にも影響が出たりします。

 

飼育員としてはいろいろ悩ましい出来事でした。

 

いつまでも赤ちゃんのままでいられたらいいよね(笑)

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

フンボルトペンギンのヒナが

自分で魚をもりもり食べられるようになったので

 

今日は初めて外に出してみました。

 

真ん中がヒナです。

 

先輩たちが集まってきました。

 

後ろからやってきた

「イヴ」に落とされました(笑)

 

そうです。

イヴはヒナの子育てをしてくれた仮親(本当の親の代わりにヒナを育てる親)です!

 

ただ、もうお互いに

育てたヒナであることも

育ててくれた親であることも

わかっていないようです。

 

落とされてすぐは

若干パニックになっていましたが、

 

すぐに上手に泳ぎ始めました。

初めてなのにすごいですよね。

 

先輩たちに追いつめられるヒナ。

 

先輩たちに囲まれるヒナ。

 

新入りは必ずこれを経験します。

 

 

しばらくすると

これをうまくかわせるようになり、

先輩たちもしつこくなくなりました。

 

 

体を横向きにして翼で体を洗うこともできていました。

初めてなのにすごいですよね。

 

潜水もできていました。

初めてなのにすごいですよね。

 

 

2年前生まれの「ぽくちゃん」はもっと

泳ぐのが下手くそで、パニックになることが多かった気がします。

今回のヒナはかなり落ち着いているなー、と思いました。

 

おまけの一枚

「ぽくちゃん」パニック!

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

2月20にふ化したフンボルトペンギンのヒナ。

現在、自分で魚を食べる練習中です。

 

先日、飼育員の手から魚を食べられるようになったので、

今度は黄色いバットの中にある魚を

自分で取って食べられるように練習をしています。

 

2日前から

飼育員がそばにいて、

ここに魚があるよー、と誘導すれば

自分で取って食べられるようになりました。

 

これが3日でできるようになりました。

なかなか順調です◎

 

この調子で

飼育員がいなくても

自分で食べられるようになってもらいたいのですが・・・

 

 

!!

 

なんと!

食べているー!

やっとここまできましたー!

 

安定してこれができるようになれば

次は泳ぎの練習に移ります。

 

他のペンギンたちに混ざって

プールで泳ぐ練習です!

たのしみですね(^^)

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

 

自分で魚を食べられるようになった

フンボルトペンギンのヒナです。

 

ヒナは常に低姿勢です。

これは警戒しているからだと思います。

 

まだまだ飼育員には慣れてくれません。

 

ヒナに合わせて低いところから

撮影してみました。

怒っています。

 

お腹の黒点模様もうっすらと出てきました。

全体的に細かい黒点の数が多い気がします。

 

 

ポーズがかわいいです(^^)

 

 

おまけの一枚

3月28日生まれのゴマフアザラシ「カツオ」くんは

現在も自分で魚を食べられるように練習中です!

 

 

【海獣飼育課 濵】

 

先日、親から離して

自分で魚を食べられるように

練習しているフンボルトペンギンのヒナ。

 

練習開始から6日目

飼育員の持つ魚を

自分からくわえて

 

 

 

 

もう1本

 

さらにもう1本と

 

もうしっかり自分で食べられるようになりました!

 

ジェンツーペンギンのときもそうですが、

最初は怒り食い(飼育員の中でそう呼んでいます)で

近づいてくる飼育員の手に怒りながら

魚を食べるので

指にヒナのくちばしが当たってとても痛いです。

 

今回のヒナは1本目を怒り食いしたあとは

すんなり食べてくれたので

あまり噛まれずに済みました(笑)

 

このあとは

水に入れて置いてある魚を

自分で取って食べられるようになるという

次の試験が待っています。

 

それができるようになれば

他のペンギンたちと合流できます◎

 

ちなみに

綿羽(ヒナにだけ生えているふわふわの羽)は

だいぶ抜けてきました。

 

綿羽がすべて抜けたころに

採血をして性別を調べる予定です!

 

 

【海獣飼育課 濵】