北と南にすむ魚たち水槽⑫にて。
マンジュウイシモチ。
↓ この辺よーーく見てみてください…。
わかりますか…。
卵です。(わかりづらい)
先日水槽内でマンジュウイシモチが卵を守る姿が確認出来ました◎
テンジクダイの仲間は
こうして口の中で卵を保護する習性があります。
ほかの魚に自分の卵を食べられないようにするための戦略です。
なんとも不思議ですが、卵の守り方というのは魚によって様々で、
こちらはカクレクマノミとイソギンチャクの水槽。
なにか視線を感じませんか…?
このあたり…
眼が!!!!!
つい先日カクレクマノミが岩に産みつけた卵が無事に成長を続け、発眼しているんです。
条件が整っていないと
親が卵を食べてしまう、なんてこともあります。
実は開館時間には、
照明が点灯していて、
イソギンチャクがこれでもかというほど元気いっぱい開いているので(笑)
なかなか見ることができません。
そのため閉館後、イソギンチャクが閉じた隙を狙って撮影に成功しました。
卵の写真を撮ろうと思っても
常に周りを警戒しながらペアで見張っていて
数秒おきに卵の近くまでやってきます。
強い見張りのおかげで
「卵だけ」の写真はなかなか取れませんでした。
こころなしか、親の表情も凛々しく見えます。(ピンぼけですが)
それにしても、
すごい視線…(笑)
順調に育ってくれるといいですね◎
【おまけ】
3月に新たにやってきた
立派なひれの「トクビレ」や
「アブラボウズ」は無事にエサも食べるようになり、元気に水槽を泳いでいます◎
【魚類飼育課 佐藤】