2016年 9月 1日~2016年 11月30日の期間で開催致しました
「おたる水族館フォトコンテスト2016 秋シーズン」の
グランプリ、準グランプリ、ファミリー賞の3作品が決まりました。
グランプリ
ハンドルネーム: あぶら さん
タイトル: 「光の中を泳ぐ」
コメント: ネズミイルカが仲良く光が差し込む水槽の中を泳いでいました。
【選評】
この季節だからこそ撮れる、幻想的なネズミイルカの作品です。
しかも4頭すべて同時に写っていることで、
より「おたる水族館らしい」作品になりました。
露出をややアンダーにする事でプールの壁が消え、
まるで広い海の中を泳いでいる様にもみえますし、
何よりも光のカーテンを通った後の、
うっすらとみえるイルカたちがカメラ目線というのが微笑ましく感じました。
準グランプリ
ハンドルネーム: kohsuke さん
タイトル: 「乾杯!」
コメント: 〝 鮭は飲み物。〟のコピー通り、秋の味覚、鮭を一瞬にして丸呑みする様はまさに圧巻の一言でした。
【選評】
今回のフォトコンテストは「秋の水族館」というテーマのため
「サケの丸飲み」での応募作品が多かったのですが、
その中でもkohsukeさんの作品は、
トドのモンキチが口を一番大きく開いた瞬間と、
サケをみる表情が絶妙なタイミングで撮られています。
このシーンはトレーナーが投げるサケの角度や、
撮影者の立ち位置が横に1歩ずれるだけで
撮れる写真が大きく変わってくるため想像以上に難しいのですが、
そういった細かい点を見極めたからこそ撮影できた1枚です。
トドの迫力と共に「最高の瞬間を撮る!」という
kohsukeさんの熱い気持ちも伝わってきました。
ファミリー賞
ハンドルネーム: 梶 円香 さん
タイトル: 「しずくのチュー」
コメント: 寝ながらユラユラこちらに来たしずくと次女のツーショットです。しずくからチューしてもらってるような写りになり可愛らしい一枚になりました。
【選評】
セイウチの「しずく」がプカプカ浮かびながら寝ているところに
上手く角度を合わせて、本当にチューをしてもらっているかの様な作品に仕上がりました。
「もうちょっと左、あ!いきすぎた。もどってもどって!笑」
といった、お子様とのやり取りが今にも聞こえてきそうです。
こういった写真は時が経ち、ふと見た時にお子様としずくの成長に気が付ける貴重な1枚になると思います。
何年後かに同じ様に撮ってみて、どちらが大きく成長したかを比べてみるのも
いかがでしょう?
今回、応募して頂いた作品は、どれも生きものたちや水族館に対する愛情がこもっており、
素敵な作品ばかりでした。
残念ながら入選されなかった方も、また水族館へカメラをお持ちになって
生きものたちの可愛い姿や、決定的瞬間を写真におさめて下さい。
今回、入選された方には後日、改めて入選の連絡をさせて頂きます。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました。