先日、お休みの職員がバックヤードに突然やってきて
「市場でおもしろいヒラメを見つけたからプレゼントだ!」
と、こんなヒラメを持ってきてくれました。
いたって普通のヒラメですね。
ひっくり返してみましょう
これは!!!裏側も黒いです。
専門的にはヒラメやカレイの表側。眼のある方を「有眼側」。
裏側の眼の無い方を「無眼側」と言うのですが、
一般的に養殖ヒラメは無眼側が黒っぽくなることが多いと言われています。
ですが、このヒラメはそんなレベルではありません。普通に有眼側の模様です。
このカレイが養殖なのか天然なのか分かりませんが、資料用の写真を撮り、
その他の部分はどうなのか?気になるので調査として解剖をしてみましょう!
骨に異常はなさそうですね。
有眼側の身も、無眼側の身も色に変化は無いみたいですねぇ・・・・
いやぁ~なんてキレイなんでしょう!
我が家の晩御飯が一品増えました!!
あれ?最初と目的が変わってしまいましたね・・・・(汗)
ですが、その職員は「プレゼントだ!」の後に
「煮るなり焼くなり好きにしろ」と言っていたのでセーフですよね(笑)
ごちそうさまでした。
P.S.左ヒラメの右カレイと言いますが、無眼側があまりに黒いので撮影時に通りかかった
N飼育員は無眼側を有眼側と勘違いしたのか「あれ?珍しいカレイですね。なんていうカレイですか?」
と言っておりました・・・
元魚類飼育課なんだから、しっかり見ようね~
[魚類飼育課 高橋]