ちょいネタ!

おたるすいぞくかんのちょいネタ!

「おうよう」なオオクチイシナギ

 

昨日(11月3日)

寿都町の漁師さんから魚をいただきました。

 

 

それがこちら

70㎝くらいのオオクチイシナギです。

九州以北、北太平洋に分布し水深400~600mに生息する魚で

 

漁師さんいわく「こんなサイズは本当に久しぶりだよ」

との事でした。

 

大きくなると2mを超えるといわれていて

飼育が楽しみな魚です。

 

 

いただく時に

私「やんちゃな顔してますね。」

 

漁師さん

「でもコイツ大人しいんですよ。

我々は『おうよう』って呼んでるくらいですもん。」

 

私「え?」

 

漁師さん

「おっとりしてたり、ゆっくりしている人のこと

『おうよう』って言うでしょ?」

 

私「はじめて知りました・・・」

 

というようなやりとりがありました。

 

調べてみると・・・・

鷹揚(おうよう)

鷹が大空をゆうゆうと飛ぶさまから、ゆったりと振る舞うことや、

余裕があって小さなことにこだわらない。

という意味なのですね。

 

東北以北ではオオクチイシナギのことを

「おおよ」「およ」「おうよ」

などと呼んでいるようです。

 

勉強になりました。

 

でもやんちゃな顔をしてると思いませんか?

 

昔はもっとオオクチイシナギが採れていて、

釣りもしていたそうです。

 

漁師さん

「まずガヤ(エゾメバル)を釣って、

 ガヤをそのまま餌にして『おうよう』を釣るんです。」

 

ガヤ(エゾメバル)は20~30㎝くらいの魚です。

それをそのまま餌にして釣るのですから、

名前の通りの「大きな口(オオクチ)」ですね。

 

 

そんなオオクチイシナギは

本館1階「オホーツク海・ベーリング海」水槽で展示しています。

オオクチイシナギは鷹揚に飼育しようと思います。

 

【魚類飼育課 高橋】