現在開催中の特別展「北海道の宝~見つめなおしたい身近な自然~」では、
オショロコマや様々な昆布、マリモ、昆虫類
そしてエゾアカガエルを展示しています。
↑エゾアカガエルの成体
エゾアカガエルは、雪解けが進む4月~5月に道内各地で繁殖期を迎えます。
当館の近郊でも繫殖地があり、卵をみることが出来ました。
特別展ブースでも産卵シーズンに合わせて卵の展示を開始したのですが、
↑卵が生まれて約1週間後
成長の速さに驚きました。
1日経つごとにどんどん形は変わっていき・・・
卵が生まれて2週間後には・・・
卵から出てきました!!
近くで見るとこんな感じ
この写真ではエラが見えますが、
さらに1週間が経った5月2日の時点では
よく見るおたまじゃくしの形になりました!
大きさも卵から出てきた時の2倍ほどです。
順調にいけば夏ごろには、特別展ブースで
おたまじゃくしからカエルの姿へ変わっていくところも
ご覧いただけると思います。
今後の成長も乞うご期待です!
ちなみに・・・
繫殖期には、カエルとは思えない特徴的な鳴き声を聞くことができますよ。
【魚類飼育課 新野】