2016年10月26日
トドの「ガンタロウ」(推定22歳・オス)が死亡しました。
酪農学園大学獣医学部での病理検査の結果、
死因は「癌性腹膜炎(がんせいふくまくえん)」でした。
ガンタロウは1997年3月12日に首に大きな傷を負い
外海からおたる水族館に入り込み、保護されました。
その後傷も癒え、トドプールのボスとなり、
生涯で20頭の仔の父親となりました。
これは日本一の記録です。
おたる水族館の象徴ともいえる存在であったガンタロウが
いなくなってしまったことは大変残念ですが、
今後もトドの飼育展示に努力していきたいと思います。
今までガンタロウに会いに来ていただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
おたる水族館スタッフ一同
日光浴をするガンタロウ(平成28年9月)