ちょいネタ!

おたるすいぞくかんのちょいネタ!

私は知っています

しゃっけー!プールの岩場に

「マイケル」、なっちゃん(なつ)、ミャークちゃん(ミャク)の一家が集合していました。

いつも勝手にあだ名を付けてしまい、すみません(笑)

 

今年生まれのミャークちゃんは

もう自分で魚を食べることができますし、

プールの中で泳ぎながら食べることもできるようになったのですが

この岩の上で最近、

マイケルやなっちゃんにももらっているのを

私は知っています(笑)

まだまだ赤ちゃんのつもりらしいです。

でも、実際ジェンツーペンギンは他の種より育雛期間が長いと言われていて

1年くらい面倒を見ることもあるそうです。

ジェンツーペンギンは過保護なペンギンなのです(笑)

 

 

同じく今年生まれのフンボルトペンギンはというと…

おのさとくん(大の里)の写真を撮ろうと近寄ったら

逃げられました。

 

大変体格が良いです◎

愛称にふさわしい立派なペンギンです。

手前にいるのはお父さんのたけ(たけふさ)です。

フンボルトペンギンはもうとっくに

育雛が終了しているので、お互い親子という認識はもうなさそうです。

 

 

もう1羽、ぴろみちゃん(大海)は…

なんかぴろみちゃんだけこっち向いていますね(笑)

 

食が細めの個体と思っていたのですが

最近は自分でばくばく食べているようで

気づいたらすごい大きくなっていました(笑)

良いことです(^^)

 

 

さて、11月4日に当時当館最高齢だった「131」番が死亡しました。

34歳でした。

前日までは餌も食べていて、

4日のお昼頃に一瞬で逝ってしまったようです。

解剖の結果、死因は大動脈弁閉鎖不全による心原性ショックとのことです。

今年は肺を患っていて、投薬をしたりしながらも

なんとか換羽(羽の抜け換わり)を終えて…というところでした。

 

ただ、今回の131番は

今まで見てきたペンギンの死のなかで

一番きれいというか、穏やかというか

言い方が難しいのですが

発見時、生きていると思ったほど

いつもの131番のまま逝ってしまったという印象でした。

 

おじいさん34年間、ありがとう。

【海獣飼育課 おとめ座の飼育員】