お待たせしました。
この冬取り組んできた
フンボルトペンギンの繁殖、
全4卵の検卵が終了しました。
お伝えしている通り、
おたる水族館のフンボルトペンギンたちは
近親交配が進まないように
残せる血統の卵を産めるのは
2ペアしかありません。
その2ペアに
めでたく産卵がありまして、
毎回検卵をしていたわけですが、
まず、先に産卵のあった
「チョキ」×「ハル」の卵は
1卵目・・・無精卵
2卵目・・・有精卵!
でしたね。
現在、仮親の「ブ太郎」×「おフネ」が
交代しながらしっかり卵を温めてくれています。
今日はおフネが温め係でした◎
このペアは初めての子育てをすることになったのですが、
本当の両親であるチョキとハルの抱卵放棄があり、
仮親であるブ太郎とおフネに頑張ってもらうことになっています。
今のところ順調です。
そして、
昨年生まれ「ぽくちゃん」の両親である
「134」番×「170」番の卵の検卵結果です。
1卵目・・・無精卵
2卵目・・・無精卵
という結果でした。
念のため2卵目は再検査をしようと思いますが、
結果は変わらないかと・・・。
ですが!
このまま順調にいけば、
1羽は孵化予定!
楽しみですね!
ちなみに、フンボルトペンギンは
繁殖期が年に2回ありまして
おたる水族館では夏前にもう一度あります!
とにかく!
有精卵が無事に孵化することを願って、
見守っていきたいと思います◎
(フンボルトペンギンの孵化は産卵から約42日と言われています)
【海獣飼育課 濵】