アゴヒゲアザラシの「パオパオ」が
先週くらいから鳴き始めました。
鳴き始めたというのが
何を意味するかと言いますと、
繁殖シーズン到来です。
パオパオの出す
口笛のような、
肝試しでよくある音のような、
不思議な音は求愛音なのです。
実はアゴヒゲアザラシの繁殖は
日本の水族館ではまだどこも成功していません。
毎年、おたる水族館でも試みてはいるものの
なかなか繁殖できずにいます。
アゴヒゲアザラシの赤ちゃん、見たいですよねー!
お母さん候補は
「ウパウパ」と
「ノンノン」です◎
ノンノンは海獣公園で飼育している4種48頭のなかで
一番大きいアザラシです。
アゴヒゲアザラシは♀の方が大きくなる種類なのです。
ちなみに・・・
♂はもう一頭「風太」がいますが
風太はまだこどもで
繁殖にはもう少し時間がかかりそう。
現在、♂と♀は分離しているのですが、
♂と♀を一緒にするタイミングが
とても重要なのだそうです(先輩談)。
繁殖に向けて
今年も頑張ります!
おまけの一枚
「ノンノン」鼻の穴全開Ver.
【海獣飼育課 濵】