株式会社小樽水族館公社は平成16年より
小樽市から鰊御殿の管理を受託しています。
屋内には、ニシン漁やニシン加工に使われた道具類をはじめ、
ニシン番屋で生活していた人々の生活用具や記録VTR、
写真など貴重な資料を多数展示しております。
当館にお越しの際は、小樽市鰊御殿にもぜひお立ち寄りください。
第12回おたる祝津にしん群来祭り開催期間の6月4日(土)、5日(日)は無料開放いたします。
※終了しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための当施設の取り組みとお客様へのお願い
・発熱、せきなど体調のすぐれない方はご入館をお控えください。
・マスクの着用をお願いいたします。
・入館時に検温を実施させていただきます。
・ご入館時や館内では、お客様同士一定の間隔を保っていただくようお願いいたします。
・館内では大声を出すなど周りのお客様のご迷惑になる行動はお控えください。
・「咳エチケット」へのご協力をお願いいたします。
・館内においての法被や半纏の貸出は休止させていただいております。
・館内のドアノブや手すりなどは、定期的に消毒しております。
〇マスクを着用が困難な方への缶バッチのお渡しについて
諸事情によりマスクを着用できない方は、窓口にその旨についてお申し出ください。マスクができないことを周りに示すための缶バッチをお渡しいたしますので、周りの方から見えやすいところにお付けください。
いつ建てられたの?
小樽市鰊御殿は、1897年(明治30年)積丹の泊村に建てられ1958年(昭和33年)に現在地へ移築復元したものです。
移築後の1960年(昭和35年)には「北海道有形文化財ニシン漁場建築」として、文化財に指定されました。
明治時代の原型をとどめており、華やかな往時を偲ぶ貴重な鰊漁場建築です。
誰が建てたの?
泊村の鰊親方、田中福松 氏が1891年(明治24年)から7年をかけて建築したものです。
青森県の蓬田村(よもぎだむら)で生まれ、17歳の時に叔父を頼り漁夫として北海道へ来ましたが、
程なく独立して、大規模な建網漁業を営みました。
何人くらいが生活していたの?
全盛期には120人程の漁夫が寝泊まりしていました。
漁期外でも越年仕事のため30人程度は常住していたと云われています。
建網15カ統~18カ統を営んだ田中漁場の漁夫は1カ統35~40人くらいでしたので
本格的な鰊漁期には地元の手間取り等も数えると大変な人数となりました。
どのくらい広いの?
一部2階建で総面積は611.9㎡(185.1坪)を誇ります。
主に「たも・せん・とど松」といった北海道産原木や東北地方から取り寄せた「ひのき」等
約540tが使われています。仮に、この材料を使用して30坪の家を建てるとすると
20軒分建てる事が可能です。
バス | JR小樽駅から中央バス「おたる水族館」行き 終点下車(25分) 徒歩5分 |
海上観光船 | 小樽港第3号ふ頭基部から乗船 祝津港下船(25分)・徒歩10分 |
開館期間 | 令和4年4月9日(土)~令和4年11月23日(水)(期間中無休) |
開館時間 | 午前9時~午後5時 (10月17日以降は午後4時まで) |
大人 | 高校生 | 中学生以下 | 小樽市内在住の高齢者(70歳以上) |
300円 | 150円 | 無料 | 150円 |