日本国内最高齢の雌のゴマフアザラシのイヨが老衰のため死亡しました。
43歳でした。
イヨは1974年に積丹町で保護され、おたる水族館にやってきました。
晩年は加齢による体力低下のため、高齢アザラシ専用プールに移り、
大病を患うこともなく元気にのんびり暮らしていました。
そんなイヨも今年の6月から徐々に食欲が減退し寝ていることが多くなり、
8月11日午後0:30に静かに息を引き取りました。
イヨがいなくなってしまったことは大変残念ですが、
今後もゴマフアザラシの飼育展示に努力していきたいと思います。
そして、イヨに会いに来ていただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
おたる水族館スタッフ一同
陸場でくつろぐ生前のイヨ