おたる水族館からのお知らせ

ワモンアザラシ「フブキ」の死亡について

繁殖を目指すために海遊館(大阪市)から借り受け、2021年3月14日から飼育していた

ワモンアザラシの「フブキ」(オス、推定13~14歳)が5月25日に急死しました。

 

フブキは5月22日から食欲不振が確認され、3日後の5月25日早朝、飼育員が水槽内で倒れている姿を発見し、獣医師が死亡を確認しました。

 

酪農学園大学獣医学部での病理解剖の結果、死因は「十二指腸狭窄による閉塞性黄疸」とされ、現在、さらに詳しい情報を得るため、組織診断も進めております。

結果については、改めてお知らせ致します。

 

フブキの死は痛恨の極みでございますが、

今後、正確な死因を特定することに尽力し、ワモンアザラシにおける飼育管理の技術向上等、最大限に活かしたいと考えています。