今年度の通常営業中、
イルカスタジアム横の「フンボル島」に出張していた
8羽のペンギンたちが海獣公園に帰ってきました。
約9ヶ月間、出張していたのですが
海獣公園に帰ってくると、海獣公園にいる時にそれぞれ巣にしている場所に
みんなちゃんと戻っていくのです。
すごいなー、ちゃんと覚えているんだなー、と思いました。
「ビー」と「エル」
「リティ」と「ゴエモン」
「はっさく」と「バウアー」
残念ながら海獣公園には帰ってくることができなかった
ペンギンもいます。
「179」番と「217」番は今年の夏の暑さを乗り越えることができず
死亡してしまいました。
換羽(羽の抜け換わり」後の体力回復がうまくできないと
夏を超えるのは厳しくなります。
27歳と23歳は高齢と言っていい年齢です。
長い間おたる水族館で生きてくれたことに感謝して
これからも生きていくペンギンたちに活かしていきたいと思います。
この2羽の死亡によってペアがいなくなってしまった
「206」番と「えいのしん」は新たにペアになりました。
冬の間はフンボルトペンギンたちの繁殖期です。
また新しい命が誕生することを祈って見守っていきます。
おまけの1枚
顎下の黒い配色の部分と
胸の黒い帯模様の間の
白い部分が大体みんな真っ白なのですが
「チハル」ちゃんはちょっとヒゲみたいな
黒い羽があるのに気づきました◎
チハルの特徴としてご紹介しておきます!
【海獣飼育課 濵】