3月28日生まれのゴマフアザラシ「カツオ」くん。
いつもこの角のところで寝ています。
時々、後肢をぐいーっと広げます。
最近は同居している「イナバ」の後肢を
追いかけるのがマイブームのようです。
イナバは高齢のおじいちゃんアザラシです。
そして、
今日はついに
カツオくんが自分で魚を食べました!
普通は魚の頭側から食べるのですが、
(尾びれ側からだとヒレやウロコがのどに引っかかって飲み込みづらい)
カツオくんは尾びれ側から飲み込みます。
何故なのでしょう…
カツオくんが魚を食べる練習を開始したのは
20日以上前のことです。
意外と時間がかかります。
自然界ではこんなに時間がかかったら
死んでしまうかもしれません。
飼育下で魚を食べる練習が難しいのは
食べる魚が生きていないからです。
生きている動く魚は本能的に追いかけて食べるようになるのでしょうけど、
動かない魚を食べるようになるというのが
難しいところなのです。
お母さんのおっぱいだけで育ったカツオくんですから
まず、魚を飲み込むことから教えないといけません。
とにかく、今日
ようやくカツオくんが魚を食べられるようになったことに
飼育員たちは
やったー!という気持ちです(^^)
食べられるようになったら、
次々食べていました◎
【海獣飼育課 濵】